◎東京夏のワークショップは6月3.4.5日(金・土・日)です。
◎大阪夏のワークショップは再開し、7月1.2.3日(金・土・日)です。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/
※伝説の「武禅一の行」秋は10月8.9.10日です。(クリックしてください)
■医師も薦める、武道家日野晃が教える医療従事者の為の「明鏡塾」です。
患者さん利用者さんとの「関係」に特化したセミナーです。
「東京・明鏡塾」次回は14期、「大阪・明鏡塾」次回は8期です。
●体験会の予定
東京 検討中
大阪 4/23,5/21,6/25,7/30
詳しくはhttps://www.meikyojuku.com/
現在使っているブログのサービスが2022年8月をもって終了します。 「日野晃のさむらいな
こころ」ブログは下記の新URLに移転しています。・新 日野晃のさむらいなこころ
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昨日は大阪稽古。
阪和道が印南から田辺迄通行止めになっていたので、稽古を終えてさっさと帰った。
気が付けば2時間30分。
ゆったり走ったのだが、車が少なく流れが途切れなかったからだろう。
朝から、久しぶりに水が止まっていたので、沢登りと意気込んだのだが、途中の空気抜きから水を出してみると出るわ出るわ。
ということは、泥かもしれないので、そのまま放置。
やはり泥だった。
お陰で沢登りは次の機会に。
大阪稽古は、基本稽古だけをした。
姿勢、足の運び。
とはいっても姿勢は何時頃完成、つまり、武道的な姿勢が出来上がるのか、こればかりは計算できない。
1年や、3年ではとても無理だ。
もちろん、基礎的な「形」は出来るが、その内容の事については時間がかかるということだ。
そんな話も交えての稽古だった。
ワークショップでは、その基礎となる「身体操作」を行うが、もちろん、玄関はどんな形なのか、を知る程度だ。
でも、そういった内容を知らない人は「これで良いですか?」となる。
それも仕方の無い事だし、「これで良いですか?」と僅か2時間で出来る事など何処にも無いという事を知らないのだから、それはそれで良い。
という色々なレベルが混在するワークショップは、また違った意味で面白い。
東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/
「人はそれぞれに違う」これは自明の理だ。
だが、多くの人はその事を理解はしているが、実際として使えていない。
つまり、実際には「自分の思っている事」と「他人の思っている事は同じ」あるいは「近い」として日常を過ごしている。
だから、お互いを理解しようとする意思が見えないし、そういった会話を日常で聞いた事がない。
むしろ、例えば「これ、かわいい」と発したら「そうそう」と同調している事の方が圧倒的に多い。
それは本気でそうなのか、表面上合わせているだけなのかは知らないが、「皆、仲良く」と育った弊害でもあるのだろう。
皆、仲良くは結構なのだが、それと「仲良く出来る能力を持つ」のは、全く別のものだ。
仲良く出来る能力は、他人の考え方を理解出来る、という前提が必要だ。
それは、何時の頃に育ったのだろうか。
そういった体験があるのなら、つまり、意見の衝突で感情的になった事があるのなら、他人を理解するという入り口は知っている事になる。
多くの人は、余りにも自分自身に対して無造作に生きていると感じる。
「人との出会いが方向や質を変える」自分が一人であがきもがいて成せるものは無い事は無いが、方向は変えても質は変わらないのではないかと思う。
一般社会というか、職人さんや技術職以外という一般は、私は余り縁がない。
それは性分もあるが、そういった人と出会は無いからだし、出会えるような過程を持っていないからだ。
音楽に出会いそこに興味を持ち、実際として楽器に触れ演奏するようになったのは出会いだ。
その前の体操も出会いだった。
私自身が「これをしたい」から入ったのではない。
その意味では、方向は他人任せ、出会い任せだとも言える。
そんな事を考えると、やはり「関係」が大事だ。
それは、最悪の結果をもたらす事もあれば、最高の成果をもたらす事もある。
それはどちらでも良い。
不思議な事に、どれだけ最悪であっても、そこをどれだけ生きるか、楽しめることが出来るかの能力が育まれているからだ。
それは、戦後まもなく生まれ、日本全国何もない、という状態がスタートだったからだ。
つまり、それが普通だったからだ。