2017/1/12
石もまた冬の中 季の散策
明治の俳人、尾崎放哉の作「石」は、
草木は、風や雨を受ければ雄弁になるが、
石は風雨に関わらずただ黙しているばかり、
しかし「生きている」と表現しています。
石ひとつの重さ、
例えば、河原で投げ遊ぶ
小石と、漬物石は違います。
石一つひとつの風景、
庭園の捨石、床の間の水石は、
見えない世界を広げていきます。
もの言わぬ礫の声をきく、
先人の言葉が暖かい・・・。
足元の石に陽がさす、
法林院の午後・・・。
合掌
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草木は、風や雨を受ければ雄弁になるが、
石は風雨に関わらずただ黙しているばかり、
しかし「生きている」と表現しています。
石ひとつの重さ、
例えば、河原で投げ遊ぶ
小石と、漬物石は違います。
石一つひとつの風景、
庭園の捨石、床の間の水石は、
見えない世界を広げていきます。
もの言わぬ礫の声をきく、
先人の言葉が暖かい・・・。
足元の石に陽がさす、
法林院の午後・・・。
合掌
