戦争の語り部さん その1

2013/1/10 | 投稿者: SUMIKO

仕事柄、さまざまな年齢層の方と知り合えます。とりわけ戦争の体験談には驚かされます。
現在90代のその方は赤紙で招集された時、下着以外は官品(かんぴん)といって国からすべて支給されたそうです。
肩から吊るす袋には裁縫道具も入っていて、ほころびは自分でいつも直していたので、今でも手先が器用なのはその為だそうです。当時は小さなひょうたん型の固い皮でできた針入れに糸をグルグル巻いて大事な針は、無くさないようにその中に入れておく。替え衿は白い三角の布で、汚れたらその都度縫い変えるので面倒だったそうです。
でも汚くしていると上官に「キサマー!」と叩かれるメガネも貴重だったので上官は「メガネをはずせーっ」と言われるので「あぁ今から叩かれるのだな」とわかるそうです。
私が目を丸くして聞いていると、その方はむしろ、当時をなつかしむようにして話すのが不思議でした。
この話をしてくれる方を私は心の中で密かに「戦争の語り部さん」と呼んでます。
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タグ: 戦争 犬の供用



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