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大波の表層を ゆっくりと剝いでゆく [1] »
2021/5/2
「大波の表層を ゆっくりと剝いでゆく [2]」
小柳剛
「『ダイヤモンド・プリンセス号』からの生還」その後
「隔離終了直後 大黒埠頭にて」
(A)大波を泳ぎながら周囲を見渡せば
(2)
2020年11月28日付の全国紙に、信じられないような広告が躍った。プリンセス・クルーズ(社)が2021年度7月から実施するクルーズ企画を発表したのだ、しかも見開き2面にわたる全面広告で。
それは、2月におこした「感染爆発・隔離」事件については一切口を閉ざし、蓋をしたまま、何事もなかったかのようにつぎの商売を始めようという、驚くべき所業としか私には思えなかった。
私が隔離体験を書いた「『ダイヤモンド・プリンセス号』からの生還」(以下「生還本」)では、鉄面皮だとすら思えたプリンセス・クルーズ(社)の社長、ジャン・スワーツの挨拶コピーまでが、広告の中央に載っていた。コピー全文は以下のようなものである。
「もう一度、世界を旅する日に向って。
すべては皆様の安心のために、
徹底した安全対策に取り組んでいきます。」
「あの日、私たちは多くの日本の皆様からのご支援や力強い励
ましに助けられました。/この場をお借りしてあらためて感謝申
し上げます。本当にありがとうございました。/現在プリンセス・
クルーズでは、厚生労働省や国土交通省だけではなく、/米国
疾病予防管理センター(CDC)などの公衆衛生当局とも連携し、
/日々変化する状況に応じた安全対策に取り組んでいます。/
さらに独自開発したテクノロジー「オーシャン・メダリオン」を導入
し/非接触型サービスを拡充するなど、/今できることを常に考
え続け、徹底した対策を実施して参ります。/近い将来、船上で
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。」
プリンセス・クルーズプレジデント ジャン・スワーツ 自筆サイン
私はこのコピーを書き続けながら、「生還本」で長々と引用し続けた、ジャン・スワーツの無意味なビデオ演説を思いだしていた。
「プリンセス・クルーズでは世界中で 二十四時間の緊急アシスタントチームを発動いたしました」「世界保健機関、米疾病予防管理センター、厚生労働省と密接に連携して対応しております」「ロサンゼルスのプリンセス・クルーズ本社より 日本へ上級幹部を多数派遣し この状況に対応しております・・・」
隔離され、情報不足の乗客にはほとんど無意味であったのと同質の言葉が、この紙面でも相も変わらずならんでいたのだ。
私には、ジャン・スワーツなる女性がまだ社長業を続けていることさえもが、なによりの驚きであった。すぐさま私は、ダイヤモンド・プリンセス号が7月のクルーズ再開にむけてどのような安全対策をとってゆくのか、その細部を検証してみたいと考えた。
断っておきたいのだが、私はクルーズ観光業界などに別段興味があるわけでもないし、ダイヤモンド・プリンセス号がこれから何をし、どこに行くかなどにも無関心である。ただ興味があるのは、巨大グローバル企業が、各国寄せあつめのクルースタッフやこれも世界各国から集まる乗客にたいして、いかに“振る舞うか”についてである。さらには、このようなクルーズ船の“振る舞い”をいかに統治するのかという、日本政府(厚労省・国土交通省⦅以下・国交省⦆)の統治方法や具体的方策についてである。そこには現在の日本や日本をとりまく社会状況の一端が、するどく現れていると思えるのだ。
二面見開きの新聞広告には「プリンセス・クルーズ安全対策3原則」なるものが紹介されていた。おなじ内容でもう少し詳しい案内が「安全にクルーズ旅行をお楽しみいただくために/プリンセス・クルーズ」というWebサイト(注3)があるので、両者あわせてプリンセス・クルーズ(社)の安全対策を考えてみよう。
安全対策3原則として
@「ダイヤモンド・プリンセスの大規模消毒、備品の新品交換」
A「Covid-19の乗船前検査の徹底、乗務員の健康管理」
B「換気システムの強化、Covid-19対応の医療班が常駐」
以上、三項目があげられ強調されている。一項目ずつ詳細に検証してみたい。
@については、2020年3月25日、全国紙、業界紙のWEBニュースで、3月
25日、ダイヤモンド・プリンセス号は厚労省による検疫や、消毒作業を終えて、横浜大黒埠頭を離岸したと報じられている。同船は三菱重工業の本牧工場岸壁に移動、そこで船内改修、メンテナンス、また船内の備品もすべて新しいものと交換される予定とも報じられている。
また消毒作業の内容は世界保健機関(WHO)、アメリカ疾病管理センター(CDC)、厚労省の承認を受けたものだった。
@の安全対策告知は、これらの報道と合致したものである。新しい乗客を迎える船として、感染爆発の痕跡を残さないための処置であろうし、ここにつけ加える言葉はなさそうに思えた。
つぎに話の流れ上、Aを後回しにしてBの安全対策についてを、先に検討してみたい。
B「換気システムの強化、COVID-19対応の医療班が常駐」
質のことなった対策が二つならべられているが、まず何よりも「換気システムの強化」についてから始めてみる。
改善された換気システムについてはいくつかの但し書きが書かれている。「客室の換気フィルターをMERV-13レベルにアップグレードして換気システムを強化」「医務室は、陰圧管理され、HEPAフィルター(高性能エアフィルター)を導入。また隔離室も同じく陰圧管理の上、MERV-13フィルターを採用し」などの内容がそれだ。
隔離中、船内放送が「100%(外気)換気で、空調によるウイルス感染の恐れはない」という意味のことを、幾度となく繰りかえし放送していた、そのことを私は今でもよく覚えている。当時マスコミは、船内の空調システムも感染拡大の一つの原因ではないかと、疑いはじめていた。このためにたぶん、船内放送はその疑いに対して、プリンセス・クルーズ(社)側の回答をしているのではないか、私はそう考えていた。
しかし下船してから、この船内放送は果たして正しいのだろうかと疑問を持ちだしていた。なぜなら、巨大船のあんなにも多くの客室にたいして100%外気からの暖房は可能なのか、通常ならさまざまな部屋と循環させた、共有暖房をするだろう、もし100%外気暖房が可能ならあまりにものエネルギーロスではないか、そう考えるのは当然だったからだ。
私たちの船室は10階右舷にあった。なぜかは知らないが、私は広がってゆく船内感染は、はるか下の階でおきているとばかり思いこんでいた。しかし前述したNHKのスペシャル番組は、それが見事な思い込みであることを示してくれたのだった。番組は、感染があらゆる階でおきていたことをCG図解入りで報告していた。当然ながら10階の私たちの船室の周囲でも、多くの部屋で感染者は発生していた。空調にたいする疑問や恐れを私が強くもったことは当然だったのだ。
やがてその疑いの正しかった根拠が現れることになる。
7月27日朝日新聞で「コロナと空調 換気のススメ」という記事が現れる。記事のサブ見出しは「大型クルーズ船 給気の70%が別部屋から」と書かれていた。
内容は、ダイヤモンド・プリンセス号の換気システムについてであり、客室への給気の70%は別の客室からの空気であり、客室同士の空気を循環させたシステムだった。記事の出どころは、同船を設計・建造した三菱重工業の担当者が、船の空調システムについて学会誌に寄稿した論文である。客室の空気は外気が30%、各客室から排出された空気70%の混ざったものだという。このシステムは省エネ対策のためである。一方病室は、衛生と臭気対策のため外気100%、公共の場所、階段室は外気50%だと書かれてある。
もう一つ気になることがあった。それはこの朝日新聞の記事から思いだしたことだった。厚労省のまとめた「ダイヤモンド・プリンセス号現地対策本部報告書」(注4)なる文書に書かれていた文言について、以前は読みとばしていた箇所についてである。報告書の「(4)船内の感染拡大対策」には、2月5日隔離開始日、厚労省からの船長にたいする要請として、短く「船の空調担当エンジニアより同日には船内の空気の循環を止める対応が行われた」と書かれてある。しかし真冬、2月のことである、船室に暖気は出ていた。どうして2週間以上暖房なしで過ごせるのか、それは不可能なことだった。するとあの暖気は循環せずに暖房が行われた結果の暖気だったのか?あるいは厚労省の要請に反して「空気の循環」は止めなかったのか?
*前述したように、厚労省のまとめた「ダイヤモンド・プリンセス号現地対策本部報告書」については、後ほど厚労省という組織とともに詳しく考えてみる
。
言うまでもなく、ここで問題となっているのは、ウイルスを含んだエアロゾルが各部屋に拡散していく恐れについてである。朝日新聞の取材にたいしてカーニバル・ジャパンはつぎのように回答している、記事をそのまま引用してみよう。
「ホテルやカジノも同じ空調システムを使用している。集団感染
当時、米疾病対策センターの幹部から『ウイルスが空調システム
を介して拡散することを示唆する現在の証拠はない』という意見を
もらっていた」
ところが米疾病対策センター(CDC)の主張に反して証拠は出てきたのだ。記事にも「客室の空気を吸いとって排気する廊下天井排気口からウイルスの遺伝子が検出された」と書かれている。この情報のネタ元は国立感染研究所(感染研)調査・作成の「ダイヤモンド・プリンセス号環境検査に関する報告」(注5)という文書である。感染研はこの報告書で、同船のさまざまな場所からウイルスのRNAを採取し、結果を詳しく報告している。その検出場所の一つが排気口だった。
カーニバル・ジャパンの主張の拠りどころとなったCDCの主張は覆されていた。そうであるならば、彼らはあらためてきちんと説明をし直すべきなのだ。しかし、し直したという情報は一つもない。
私は、カーニバル・ジャパンがこのような矛盾対策のために、ことさら広告やWEBで、フィルターMERV-13とかHEPAフィルター(高性能フィルター)導入などと、謳っているのではないかと思えた。
コロナウイルスの大きさは0.14㎛(マイクロメートル:1oの1000分の1)と言われている。乾燥した場合、飛沫をともなった場合、大きくもなれば小さくもなるし、また飛沫が発せられたときの速度によってもフィルターの捕集効率は違ってくるだろう。果たしてこれらのフィルターが有効なのか、素人に軽々な即断はくだせない。
参考までにフィルターの捕集率について、一般社団法人室内環境学会による「新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介(第一版)」と題された報告書(注6)があるので、その一部を紹介しておこう。
「HEPAフィルターは、JIS(日本工業規格)で粒径0.3㎛の粒子の
捕集効率99.7%以上とされるフィルターです。・・・MERVは、米国
のフィルターの規格でMERV1からMERV16まであり、MERV13は
0.3−1㎛の粒子の捕集効率が75%以下とされているものです。ち
なみに、MERV16は、0.3−1㎛の粒子の捕集効率が95%以上とさ
れています」
このような説明を読むだけでも、ますます専門家の判断が必要な事項であることは明らかなのだ。
換気一つに関しても、隔離事件という悪夢に蓋をしながら、いかにおざなりな回答で済ましていることか。ジャン・スワーツの無意味なビデオ演説と同類と私には思えた。
Aの安全対策「COVID-19の乗船前検査の徹底、乗務員の健康管理」については、Bの「換気システムの強化、COVID-19対応の医療班が常駐」の後半部分「医療班が常駐」についてと一緒に、まとめて検証してみよう。
Aの安全対策にはいくつかの説明がなされている。
「すべてのお客様のCOVID-19乗船前検査、非接触型の体温測
定、健康質問票の入力を徹底。」
「症状がある方には、乗船を許可する前に、追加の医療スクリー
ニングと検査を実施。」
「乗務員も全員、COVID-19の乗船前検査および毎日の健康
チェックを徹底して実施。」
これらは、新型コロナウイルス感染蔓延の時代、きわめて当たり前すぎる注意の羅列にすぎない。船という閉ざされた空間に入るときに限らず、たとえば病院などに入館する時は、私たちは最低限の行為として、日常で行っていることだ。「医療スクリーニングと検査」「乗船前検査」これらは具体的に何を指し、どのような行為なのか。医師の問診と体温チェック、これも医療スクリーニングである、しかしこれだけでは感染防御の十分条件ではないこと、それは誰もが理解していることだ。私は安全対策について、揚げ足取りをしているのではない。何千人もの人間を運ぶ空間で、一人でも感染者がでたら、そこで航海は中止になるからだ、このことは経験済みである。
私は不思議に思うのだが、なぜ有り体に「PCR検査を行う」と書かないのだろう。なぜ抽象的表現にとどまり、具体的医療行為を書かないのだろう。PCR検査はナシなのか、現在のところ、ワクチンを別にすれば、この検査だけが感染対策の実質的有効手段であるにもかかわらずだ。
うがった見方をすれば、厚労省を中心とした日本の感染対策では、クラスター追跡対策だけでPCR検査に重点をおいていないという世界に類をみない特殊性、それをこの船もなぞっているのではないか、とさえ思えてしまうのである。
WEBサイトでダイヤモンド・プリンセス号の安全対策をながめていくと、特徴的なことが分かってくる。ひと言でいうなら、上記のような曖昧で常識の部類に属する対策表現の羅列なのだ。
まず船側の安全対策としては、「スクリーニングの強化(繰りかえすが実際の医療内容は不明である)」「非接触型の乗船」「オーシャン・メダリオンによるサービス(船内での非接触サービスのためのアプリ)」などが書かれている。
一方、乗客側への注意事項としては「ソーシャルディスタンスの確保」「マスクの着用」「手洗いや手指消毒をお願いします」等々。これらの事項については、書かれないより、書かれた方がいいのだろうし、また実行すべきことなのだ。
しかしこのような紋切り型で、表面を流れていくしかない当たり前の言葉の羅列に、何かが決定的に欠けていると思ってしまうのである。
ここには何がないのだろう、PCR検査に類した根本的な感染防御にたいする事柄、つまりいろいろな規則、ルールを取りきめたとしてもそれを理解し、実現するクルースタッフの問題がぬけているのだ。
たとえば、今でも思い出すのだが、隔離中の船内では、三度三度の食事がなんの防護服もなしに、食事はある部分剥き出しのまま運ばれてきていた。
「隔離開始2日目 配膳と昼食」
「生還本」にも書いたのだが、ここで悪いのは配膳係ではけっしてない。悪いのは、危機状態になったときどう行動すべきか、前もっての訓練であり、それを教育していないプリンセス・クルーズ(社)のほうだ。
前述したNHKのスペシャル番組では、岩手医科大学の櫻井滋教授が、ダイヤモンド・プリンセスにはN-95のマスク(このマスクは私たちにも配られた)や医療用の防護服は準備されていた、問題はクルーがその使い方を知らなかったことだ、と証言している。
私はこのような証言は、東南アジアを中心とした期間雇用のクルーがほとんどであり、このために緊急事態時の訓練がなされていなかったのではないか、このようなことは隔離されたときの経験から類推すれば、充分うなずけるのである。
ここには、「感染爆発・隔離」という前代未聞のできごとの、根本的な検証がされずにきたため、いや検証されたとしても費用対効果の問題から、表象的な対策しか講じられていない、そんな疑いが生じてとうぜんの状態があるのだ。
最後にBの安全対策「医療班の常駐」について説明されている項目について検証してみよう。項目別に番号を振っておく。
1:船内にはCOVID-19の対応に関する特別研修を受けた医療班
が常駐。
2:COVID-19の症状の緩和に効果の見込まれる薬を船内に常備。
3:船内においてCOVID-19の検査を受けることが可能。
4:寄港地観光ツア−については、COVID-19をはじめとした状況に
応じて各地の保健当局や政府関係者と連携し、訪問するすべて
の寄港地の健康指定に従い実施。
ついでに、ある旅行代理店から送ってきたパンフレットには、医療チームの常駐の欄には「地域および各地の医療提供者とのパートナーシップ」などの説明文が載せられていた、これも検討の対象にしてみよう。
隔離中、私たちは何度となく、医務室に緊急電話をした。薬のことだったので、緊急性はないと判断され、応えられないと一方的に切られてしまった覚えがある。いったい医師は何人いたのか。また前述した、高熱にもかかわらず放置され亡くなられた男性、つまり重症者の放置、感染者をそのまま自室に帰したという例、このようなむごいことがなぜ起きたのか、常駐医者の人数と同様、私たちは今でもなにも知らないのだ。
このような悲惨なことと比べるなら、1〜3の記述は一歩前進なのかもしれない。しかし医師は何人常駐するのか、緊急時にはメディカルスタッフの応援が入るのか、どのような検査が受けられるのか、質問を一歩進めると、たちまち疑問の闇に入ってしまう。
そしてもし一人でも感染者が出た場合、前述のように問題解決には船だけの閉ざされた場所では済まなくなり、厚労省、国交省、外務省などの政府機関、受け入れの港湾、地方自治体、地方保健所、医療機関、消防署等まで広がった連携の問題になってくる。それは2月の経験でプリンセス・クルーズ(社)もよく知っているはずだ。4あるいは「各地の医療提供者とのパートナーシップ」という説明は、そのことを踏まえた経験から書かれていると想像するのだが、はたして実際“パートナーシップ”と呼べるようなものは作られているのか、一部作られていたとしてもどこまでシステムと呼べるものとして構築されているのか、問題はどこまでも広がる。
誰もが知っているように、現在日本は、新型コロナ対策で全国の医療機関、保健所はアップ、アップしているのが現実である。この状態はダイヤモンド・プリンセス号の感染爆発事件以来、ずっと続いている。このようなときに、クルーズ観光業界と地方自治体、保健所、医療機関の連携システムなど作れるのだろうか?政府・官僚はシステム作りの音頭をとっていたのだろうか?
(続く)
注・3:安全にクルーズ旅行をお楽しみいただくために|プリンセス・クルーズ (princesscruises.jp)
https://www.princesscruises.jp/cruise-with-confidence/keeping-you-safe-and-healthy/#cruise-health
4:「ダイヤモンド・プリンセス号現地対策本部報告書」は令和2年5月1日、厚生労働省 ダイヤモンド・プリンセス号現地対策本部によって作成・報告されている。000627363.pdf(mhlw.go.jp)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627363.pdf
5:国立感染症研究所による調査・作成された「ダイヤモンド・プリンセス号環境検査に関する報告」WEB掲載2020年9月14日下記URL、ページ45に表記タイトル掲載。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/
6:一般社団法人 室内環境学会
「新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介(第一版)」と題された報告が、室内環境学会 学術委員会 篠原直秀の報告としてWEBにあげられている。 新型コロナウイルス情報 | 室内環境学会 (siej.org)
http://www.siej.org/sub/sarscov2v1.html
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投稿者: 小柳剛
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