2011/2/11  21:39

合築図書館への素朴な疑問  

 難しい話ではなく、素朴に次の疑問があります。

1 総床面積を1万5千平米にしたところで、県立図書館単独なら結構いいかもしれないが、市の本館もあわすとやはり足りないのではないか? 福井県立図書館は単独で1万6千平米あります。

2 駐車場を整備したところで100台で本当に足りるのか? また、そのまわりの交通環境を整備できるのか? 遠方から来館して長時間利用する人から駐車料金を取るのは、果たして適切なのか?(ただでさえ、来るための時間やガソリン代がかかるのに。)

3 蔵書の統合やコンピュータ・システムの統合はちゃんとできるのか? その費用をまかなえるのか? 他の図書館のようにパッケージ・システムを使えないから、将来的にも毎年のメンテナンスも高くつくのではないか? また、プログラムの改変の必要性が頻繁に発生しても、高知県のような地域だと企業側も十分な対応ができないのではないか?

4 1〜3を綜合して考えると、結局、合築の方が高コストではないか?

5 建築面積や高知県や高知市の財政事情を考えると、それぞれ別に、日本一などという極端なことを言わずに平均なみのものを整備した方が、結局、コスト的にも事業的にも安定し、かつ、今現在より確実にサービスも上がるのではないか?

6 進め方の問題・・・なぜ、このようなフォーラムを先にやらなかったのか? 県民的な議論を大いに進めてからやった方が中身がよいものができるのではないか?

7 人材確保の問題・・・このようなトップダウンの進め方を行っていて、新図書館に人材を本当に確保できるのか? また、そういう人たちを図書館政策のレベルの部分で本当に活用できるのか?

8 2館長体制が維持できなくなったら、どのようにするのか? その場合は、図書館予算は十分に確保できるのか? 財政当局は図書館サービスを本気で進める気があるのか?

9 候補地の問題・・・なぜ、他の候補地を真剣に検討しないのか? たとえば、仮に合築でもシキボウ跡地の方がはるかに余裕があるのではないか? また、駅前に県有地があるのに、なぜ、そこに県立図書館を建てることを検討しないのか? 観光施設との複合もありうるのではないか?

10 商店街との関係・・・商店街の振興は必要なことだとしても、なぜ、図書館がそのために使われなければならないのか? 図書館サービスとして、商業や地域振興に関する資料・情報の提供やレファレンス・サービスを行うということの方が重要なのではないか?

11 単独整備の検討をなぜ行わないのか? 仮定として合築の検討を行うなら、なぜ、仮定として単独整備の検討を行わないのか? 両方揃わないと公平な目で判断できないのではないか?

12 もはや無意味な面子で暴走しているのではないか? 単独整備するにしても書庫のコンパクト化を図るなどすれば、一定の面積縮減は可能である。そういう方向の検討はしたのか? 合築すれば、集中度合いが高くなりすぎ、かえって業務量が増加しすぎ、人員が必要になるリスクは検討しなかったのか? 業務の性質から言って、サービス量を減らすコントロールは難しく適切でないし、貸出しのセルフ・サービスなども高齢化県で効果が期待できない。そういう諸要素を比較検討したのか?

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