2011/2/19  8:10

新図書館基本構想検討委員会での建設場所の論議について  

 新図書館基本構想検討委員会は、設置要綱がある。
 そこには次のように書いてある。

(設置)
第1条 新県立図書館・高知市立市民図書館(本館)の一体的な整備のための基本構想を策定するため、新図書館基本構想検討委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

(検討事項)
第2条 委員会は、新図書館の基本構想について、次に掲げる事項の検討を行うものとする。
(1) 新図書館のあり方、役割及び機能に関すること。
(2) 施設(規模・構成)及び設備に関すること。
(3) 建設場所に関すること。
(4) 管理及び運営に関すること。
(5) 単独と合築の比較検討に関すること。
(6) その他基本構想策定に必要な事項。

(以下略)

 この要綱には矛盾がある。

 1条で、「一体的な整備のための基本構想を策定」と書きながら、2条で、「単独と合築の比較検討」と書いている。「単独と合築の比較検討」で「単独の方がよい」もしくは、「合築は難しい」という結論になったら、どうするのだろうか?

 現在の委員会の状況は後者である。一部委員が反対というレベルではなく、各委員それぞれ温度差がありながら、はっきり合築推進の人はほとんどいない。

 これでは、合築ではない一体的整備をするのが適当という結論ということになる。

 また、建設場所も検討事項にはっきりあがっている。

 しかし、検討委員会では、検討委員長や、事務局にすぎない県教育長が、追手前小敷地に合築でつくるとしたらどんなものか検討してもらうとずっとリードしている。これは、行き過ぎではないか? これでは、要綱に沿った討議とは言えない。

 委員会は結論を出し切れず、今度は議会に判断してもらうなどと言っている。

 これでは責任のなすりあいである。

 そもそも、議会は、建設場所や単独との比較を行うことを条件にこの委員会の設置を認めたのではないのか?

 ここまで来ると、図書館問題ではなく、行政そのものの質や手法の問題となってくる。なぜ、マスコミはそこまで掘り下げないのか?

 阿久根市などと並び称されることがないようにしなければならない。

 これは、政治家や行政、そしてマスコミの見識も問われている。

 このまま行くと、首長も行政も議会も委員会もみんな責任転嫁を行い、すべての矛盾と責任は現場の職員に集中することになる。

 こういうあり方はどこかで見なかったか? 大事故を起こした会社などで。



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