2011/2/21  1:09

高知県図書館振興計画を  

 産業振興計画も重要だが、高知県には、図書館振興計画が必要だ。

 新聞ではそんなに採り上げられていないが、これは、第7回新図書館基本構想検討委員会でも委員から指摘があった。

 町村の図書館設置をあきらめてはならない。図書館は自治の要である。なぜかというと、自分たちで自分たちのことを決めて実行するためには、情報や資料が欠かせないからである。そういうものなしにやるのは、ただの思い込みだったりひとりよがりだったりする。

 必要な情報や資料を住民も議員も行政職員も得て、みんなが学んで、その上で討論し、そして協力して町づくり・村おこしをして行く。これが本当に知恵のある営みである。

 町村の図書館設置の推進のためには、どうしても高知県としての図書館振興計画が必要だ。これなしに、合築図書館を建てたりしたら、高知県は高知市にばかり投資している、高知市民ばかりが得をする、という批判が当を得たものになってしまう。

 大きい図書館を建てれば、その分、窓口要員などは必要になる。

 だから、大きくない図書館を分散して建てたところで、費用や人員は実はそんなに変わらないのだ。

 フォーラムなどでも類似の県民の意見が出ていたが、県東部と県西部に県立図書館を建てた方がよいというような考え方もあり得るのかもしれない。

 また、鳥取県にあるような県庁内図書館もぜひ検討してほしいという意見が委員会では出ていた。県庁職員が常に図書館を活用していれば、政策立案も地に足のついた科学的・合理的で計画性のあるものになるのではないだろうか? イベント産業とどこが違うのかわからないような行政とは一線を画した質の高い行政を展開できるのではないだろうか?

 新図書館基本構想検討委員会は、全国的にも名だたるメンバーを揃えている。こういう人たちの意見を反映しなかったら、あまりにももったいない。
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