昨年の6月から全く更新をしていませんでした。
理由は父ががんで入院し、10月に亡くなってしまったからです。
4年前に胃がんと診断され胃を2/3切除、その後は完全復活ではありませんが普通に生活できるまで回復していたのに7月の定期健診でがんが見つかりました。半年前には何もなかったのに胃、肝臓、肺、リンパ節、背骨と手の施しようがない状態になっていました。医師からは「(余命が)長く見て3ヶ月」という説明を受けましたが、実際は1ヶ月で旅立っていきました。正直なところ「こんなにも早く」という思いが強く、なかなかブログを更新する気持ちになれませんでした。
人は生まれた以上いつかは死を迎えます。病気なのか、事故なのか、あるいは自ら命を絶つのか、それはわかりません。イスラム国で殺害された後藤健二さんは自分の命を懸けて世界に現状を知らせようとしました。亡くなられたことは非常に残念ですが、彼は自分のすべきことを果たして死を迎えたのかもしれません。私が仮に今、死を迎えることになっても何をしてきた、と人に胸を張って言えるものは一つもありません。これからの残された人生を満足できるように日々考えていきたいものです。

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