昨日リニューアルされた「幸福駅」へ行ってきました。
私が高校生だったころはまだ国鉄広尾線は運行しており汽車通学している同級生もいました。1970年代後半からの「幸福駅ブーム」の時には全国からの観光客が名刺や期限切れの定期券などを壁や天井に残しており、私も社会人になってから名刺を残した記憶があります。広尾線廃止から26年を経てもなお海外を含め多くの観光客が訪れており、「恋人の聖地」にも認定され、模擬結婚式を挙げる「ハッピーセレモニー」などのイベントも開かれていましたが、駅舎建築から57年が経過し老朽化が激しいことから建て替えられることになりました。新聞でこのことを知ったとき、どんなふうにリニューアルされるのか気になりましたが、外観はほとんど変わらず、旧駅舎の木材も再利用し、土間だった内部もコンクリートになりました。駅舎だけでなく西側の「幸福ふれあい公園」に「幸せのひろば」ができ、屋外の青空チャペルで結婚式を挙げられるようになったり、小型噴水「愛の泉」も新設されていました。今日は日曜日ということもあり、札幌や旭川など帯広以外のナンバーを付けた車も多く、記念写真を撮るのに順番待ちのようになっていました。

(上:2013年5月8日撮影 下:2013年11月17日撮影)
「幸福の鐘」を鳴らしたかったけど男一人じゃ…
撮影の順番を待っている人たちに悪いので早々に帰ることにしました。

0