BSフジで放送された「北の国から'87初恋」を見ていました。
27日から4夜連続放送されていますが、今夜の'87初恋がシリーズ1だと私は思います。
81年10月から始まった連続ドラマはリアルタイムで見たし、再放送も含めスペシャルドラマも何度も見ました。それだけでは物足りず、シナリオ本も購入し、ビデオも購入し、更にレーザーディスクまで購入しました。さすがにDVDは購入しませんでしたが。
テレビドラマは2002遺言で終了していますが、物語は今も続いています。福島県いわき市に住んでいた蛍は3月に起こった東日本大震災で津波の被害に遭い、息子の快は助かりましたが、夫の正吉は亡くなりました。純は埼玉でゴミ処理の仕事をしていましたが、震災後に蛍のところに行って瓦礫の撤去作業を手伝っています。77歳になり喜寿を迎えた五郎は麓郷の石の家で快と二人で暮らしています。これは倉本聰さんのホームページに記載されています。
あらゆる物が溢れお金さえあれば何でも手に入る現代社会において、ドラマのように水も電気もガスも無いところで生活を始められるか? 答えは「できません」。今も暖かい部屋でパソコンに向かい、このブログを書いていますが、こんな姿を見て五郎なら何と言うか考えてみたいです。
ラストの「泥の付いた一万円札」のシーンは何度見ても泣いてしまいます。

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