夕方のテレビにトワ・エ・モアの二人が出ていました。トワ・エ・モアといえば「虹と雪のバラード」そして「札幌オリンピック」です。今年は1972年の札幌オリンピック開催から40年の節目を迎えました。当時私は幼稚園児でしたがしっかりと記憶に残っています。私の住んでいる街を聖火リレーが駆け抜けていったことも、札幌の街でどこの国の何の選手かもわからずにサインをもらったことも、今では当たり前になっている地下鉄の自動改札を初めて体験したことも、70メートル級ジャンプの実況を担当したNHKの北出清五郎アナウンサーの「さぁ笠谷、金メダルへのジャンプ!……飛んだ決まった!!見事なジャンプ!!」という名ゼリフも。日の丸飛行隊といえば1998年の長野オリンピックの4人(岡部、斉藤、原田、船木)を思い浮かべる人も多いと思いますが、元祖は札幌の3人(笠谷、金野、青地)です。そして「銀盤の妖精」と呼ばれ日本中で人気を得たジャネット・リン。女子フィギュアスケート金・銀メダル獲得者の名前は忘れられても銅メダルを獲得した彼女の名前は誰も忘れません。まさに記録ではなく記憶に残る選手です。

私のレコードライブラリーより
2年後にはロシアのソチでオリンピックが開催されます。正式種目になる女子ジャンプで高梨沙羅選手が第3の日の丸飛行隊になることを期待します

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