ネットのニュースによると、新潟市の海岸でアカウミガメの産卵が確認されたとのこと。人間による環境破壊(観光地化や護岸工事)の影響もあり産卵場所の砂浜が減少しており、IUCN(国際自然保護連合)が作成した2006年度版レッドリストでは絶滅危機種に指定されています。日本海側の産卵場所としては石川県が北限(日本ウミガメ協議会)とされていましたが、能登半島を越えて最北記録を更新しました。これは地球温暖化も影響してことと思いますが、産卵地が増えることはいいことです。私はダイビングをするので亀は何度も見たことがあるし、マレーシアのシパダン島では産卵も見たことがあります。アカウミガメにとって悲劇なのは砂浜の減少だけではなく、我々が捨てるゴミ袋をクラゲと間違えて食べてしまうこと。ちなみにアカウミガメは肉食でアオウミガメは草食です。亀が優雅に泳ぐことのできる環境を守らなければなりません。

アオウミガメ(シパダン島)
新潟のアカウミガメが無事に孵化することを願いましょう

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