9日で今シーズンの全試合が終了しました。
パ・リーグ優勝を果たしたファイターズは74勝59敗11分で2位のライオンズに3ゲームをつけました。最優秀防御率の吉川、最優秀中継ぎの増井、最多セーブの武田久、タイトルを獲得した投手陣の活躍は素晴らしいものでした。開幕前の予想ではダルビッシュの抜けた穴をどうやって埋めるのか?評論家からはAクラスも厳しいとの声が上がっていましたし、私も正直言って優勝は難しいと思っていました。一方、リーグ3連覇確実でワールドシリーズ制覇を目指していたダルビッシュの移籍したレンジャーズが終盤まさかの連敗で地区優勝を逃し、ワイルドカードで登板するも7回途中3失点で負け投手となりシーズンを終えました。皮肉な結果です。打撃陣のタイトルは2年連続最高出塁率の糸井だけでしたが、中田の成長も活躍も見逃せなかったです。開幕から全試合で4番に座りましたが、24打席ノーヒットで25打席目の初ヒットがホームラン、前半戦は規定打席到達者の最低打率でしたが、オールスター後はホームランも量産し合計24本、本塁打王まであと3本でした。更に注目したいのは守備、19補殺(うち9併殺は新記録)は素晴らしい結果です。ファイターズの外野陣といえば糸井や陽の方が活躍しているような気がしますが、中田も負けていません。そして、2000本安打を達成した稲葉、若手からベテランまで力を合わせた成果が優勝につながりました。もちろん栗山監督の采配も素晴らしかったのは言うまでもありません。
20日のチケット手配も完了しました。目の前で胴上げを見ることを信じていますが、第3戦で終わってしまわないことを願うだけです。

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