2022/4/29
ポンペイ展@京都京セラ美術館 博物館・美術館・建築など
4/29(金)は今年のGWでは
唯一、遊ぶ予定の日。
京都⇒福岡の移動日でもあるので
広島城や庭園巡りをしよう
と考えていたのに
前線を伴う低気圧通過で
近畿〜九州は
1日中雨との予報。
京都の美術館・博物館で過ごすのが
最も無難やな〜と
28(木)の夕方
TVニュースを見ていたら
京セラ美術館で
ポンペイ展をやっていると!
よし、これにしようと決め
29(金)朝10時前にトコ会館を出ると
予報通り降り始めた。
傘をさしていても
ズボンが濡れるくらいの雨
「これでは美術館内で冷えてしまう」
と考えタクシーに乗車。
車窓から懐かしい街並みを
眺めているうちにすぐに到着。
お〜、玄関前が近代的になっている!

2,000円払って入ると
たくさんの人・人・人…

こんなたくさんの人が
集まっているのを
もう2年以上、見たことがない。
展示室内は全て
写真撮影自由なので
私もパチパチ。

アポロ・ヘラクレスの像の
男性美も素晴らしいが

大劇場から出土した
闘剣士が着用していたという
肩当て 脛当て パレード用の兜
↓ ↓ ↓

驚いたのは脛当ての巨大さ!
これを下腿に当てて
剣をふるって戦うとしたら
190cm以上の大男?!
どれほどの筋力?!
それと、驚いたのは
奴隷の扱われ方。
奴隷は子も孫も
ずっと奴隷の身分なのかと
思い込んでいたのに、違った。

この解説のように
解放された後
大富豪になった人もいることなど
日本の穢多とは
全く違うことに驚いた。
女性は選挙権がないなど
社会的地位は高くはないが

事業に成功して
大富豪になった人もいると知り
これにもビックリ!
でも、多くの既婚女性(マトローナ)は
一見して良妻賢母とわかる。
2000年以上前の肖像画とは
とうてい思えない鮮やかさは、モザイク画だから。

また、貴婦人たちが身に着けていた
アクセサリー類も
たくさん展示されていて
驚いたのは蛇の指輪やブレスレット。 ↑
金ぴかで、最近作られたものかと思うくらい。
モザイクの天板のテーブルは

3本のライオンの足 ↑
ブロンズ製の巨大な金庫 ↓

食器などの日常用品も多く
どれもまばゆいばかりに美しい。

これは湯沸かし器。
↓

↑
錆びているのかな?
でも、他の品はどれも
錆びたり傷んだりしていない。

まるで大型タコ焼き器のよう。
↓

玉子や丸パンを焼いたらしい。
今回の展示品で最も驚いたのは
この、炭化した
干しイチジク ・ パン

干しブドウ ・ 穀物
展示品の解説にはどれも
「レプリカ」「模造」と書かれていないので
全て本物だと思っていたが
「これはまさか、本物?」
と、思って係員にたずねてみたところ
「パンも全て本物です」とビックリ
医療用器具も近世の日本で
使われていたものと変わらない。

しかも、命に対する考えも方にも感服。
美しい衣服を纏って
ぜいたくな暮らしをしている人にも
質素な衣服を着て
貧しい暮らしをしている人にも

どちらにも平等に
死は訪れることを描いたモザイク画
とにかく、素晴らしいのは
モザイク画の多さ。

神話や戦いを描いたものや
ナイル川の風景を描いたものなど…。

また、邸宅の玄関の床には
「猛犬注意!」の意味をあらわす

モザイク画の番犬。
これは、タコとイセエビの戦いを描いている。

こんな戦いの様子をTVで見たことがあるが
こんな昔に、海中での戦いを
どのようにして見たのだろう?
これば床に敷いてある
巨大なモザイク画で
これらはさすがに模造品。↓

アレクサンドロス大王の戦いの様子が描かれている。

ここまで来ると昔ながらの美術館が
見えて、懐かしい。

次の展示室に進むと
ポンペイの邸宅の中庭のジオラマ

壁画が描かれている邸宅のジオラマや

壁画が邸宅のどこに描かれていたかも
分かるように展示されている。

しかし、モザイク画のように
保存状態は良くなく
きれいに残っているのはこれだけ。
↓

神の怒りを鎮めるために
王は自分の娘を生贄とした絵。
王は衣で顔を隠して悲しんでいるが
こんなことも実際にあったのだろうか?
赤ちゃん豹を抱くバックス ↓

スリングで抱いているように見える。
ポンペイの高度な文化が
ヴエスビオ火山の噴火で
1晩にして埋没したが
復元されて、こうして
京都で2000円で見られるなんて
感激だが
実際に行ってみたくなってしまった。
展示室から出ると東山が美しい。

ここも新しくなっているし
カフェテリアも新しくなっている。
前回ここに来たのは2016/10/22
ずいぶんと近代的になったものだ。
3
唯一、遊ぶ予定の日。
京都⇒福岡の移動日でもあるので
広島城や庭園巡りをしよう
と考えていたのに
前線を伴う低気圧通過で
近畿〜九州は
1日中雨との予報。
京都の美術館・博物館で過ごすのが
最も無難やな〜と
28(木)の夕方
TVニュースを見ていたら
京セラ美術館で
ポンペイ展をやっていると!
よし、これにしようと決め
29(金)朝10時前にトコ会館を出ると
予報通り降り始めた。
傘をさしていても
ズボンが濡れるくらいの雨
「これでは美術館内で冷えてしまう」
と考えタクシーに乗車。
車窓から懐かしい街並みを
眺めているうちにすぐに到着。
お〜、玄関前が近代的になっている!

2,000円払って入ると
たくさんの人・人・人…

こんなたくさんの人が
集まっているのを
もう2年以上、見たことがない。
展示室内は全て
写真撮影自由なので
私もパチパチ。

アポロ・ヘラクレスの像の
男性美も素晴らしいが

大劇場から出土した
闘剣士が着用していたという
肩当て 脛当て パレード用の兜
↓ ↓ ↓

驚いたのは脛当ての巨大さ!
これを下腿に当てて
剣をふるって戦うとしたら
190cm以上の大男?!
どれほどの筋力?!
それと、驚いたのは
奴隷の扱われ方。
奴隷は子も孫も
ずっと奴隷の身分なのかと
思い込んでいたのに、違った。


この解説のように
解放された後
大富豪になった人もいることなど
日本の穢多とは
全く違うことに驚いた。
女性は選挙権がないなど
社会的地位は高くはないが

事業に成功して
大富豪になった人もいると知り
これにもビックリ!
でも、多くの既婚女性(マトローナ)は
一見して良妻賢母とわかる。
2000年以上前の肖像画とは
とうてい思えない鮮やかさは、モザイク画だから。


また、貴婦人たちが身に着けていた
アクセサリー類も
たくさん展示されていて
驚いたのは蛇の指輪やブレスレット。 ↑
金ぴかで、最近作られたものかと思うくらい。
モザイクの天板のテーブルは

3本のライオンの足 ↑
ブロンズ製の巨大な金庫 ↓

食器などの日常用品も多く
どれもまばゆいばかりに美しい。

これは湯沸かし器。
↓

↑
錆びているのかな?
でも、他の品はどれも
錆びたり傷んだりしていない。

まるで大型タコ焼き器のよう。
↓

玉子や丸パンを焼いたらしい。
今回の展示品で最も驚いたのは
この、炭化した
干しイチジク ・ パン

干しブドウ ・ 穀物
展示品の解説にはどれも
「レプリカ」「模造」と書かれていないので
全て本物だと思っていたが
「これはまさか、本物?」
と、思って係員にたずねてみたところ
「パンも全て本物です」とビックリ
医療用器具も近世の日本で
使われていたものと変わらない。

しかも、命に対する考えも方にも感服。
美しい衣服を纏って
ぜいたくな暮らしをしている人にも
質素な衣服を着て
貧しい暮らしをしている人にも

どちらにも平等に
死は訪れることを描いたモザイク画
とにかく、素晴らしいのは
モザイク画の多さ。

神話や戦いを描いたものや
ナイル川の風景を描いたものなど…。

また、邸宅の玄関の床には
「猛犬注意!」の意味をあらわす

モザイク画の番犬。
これは、タコとイセエビの戦いを描いている。

こんな戦いの様子をTVで見たことがあるが
こんな昔に、海中での戦いを
どのようにして見たのだろう?
これば床に敷いてある
巨大なモザイク画で
これらはさすがに模造品。↓

アレクサンドロス大王の戦いの様子が描かれている。

ここまで来ると昔ながらの美術館が
見えて、懐かしい。

次の展示室に進むと
ポンペイの邸宅の中庭のジオラマ

壁画が描かれている邸宅のジオラマや

壁画が邸宅のどこに描かれていたかも
分かるように展示されている。

しかし、モザイク画のように
保存状態は良くなく
きれいに残っているのはこれだけ。
↓

神の怒りを鎮めるために
王は自分の娘を生贄とした絵。
王は衣で顔を隠して悲しんでいるが
こんなことも実際にあったのだろうか?
赤ちゃん豹を抱くバックス ↓

スリングで抱いているように見える。
ポンペイの高度な文化が
ヴエスビオ火山の噴火で
1晩にして埋没したが
復元されて、こうして
京都で2000円で見られるなんて
感激だが
実際に行ってみたくなってしまった。
展示室から出ると東山が美しい。

ここも新しくなっているし
カフェテリアも新しくなっている。
前回ここに来たのは2016/10/22
ずいぶんと近代的になったものだ。
