2011/5/30

雨続きで予定もずれて来てますが、逆に仕事にならないので少し時間も取れます。


いつも前は通るのですが入った事がなかったので行ってみました。旧神谷伝兵衛稲毛別荘です。

大正ロマン薫る建物です。

丸い窓なんてのは日本の住宅建築にはなかったのではないでしょうか。

照明のソケットの周りにはワイン王と異名をとるだけあって

葡萄がデザインされています。

さて和室ですが、この床柱は葡萄の木

だそうで、日本にはこんな太いブドウがなくフランスから持ってきたそうです。書院の欄間にも葡萄と蜂がデザインされていました。

竹に木小舞をのせた数寄屋風な天井に障子、床は畳と純和風にまとまったすぐ奥に壁を丸くデザインした洋風の窓(パンフレットにはBow windowと書いてありますが)のアンバランスな所が大正時代に出来た洋館の魅力だと思います。

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