2012/7/6
首切り 大工のお仕事
首切り、『お前明日から会社来なくていいよ』と云う意味ではありません。
この欠いてある部分に床材(昔は縁甲板、今はフローリング)をはめ込むように床材の厚みに柱を欠きます。この仕口を首切りと云います。真壁の場合柱の両脇には基本根太(床を張る下地材)が入りません。そこで柱の下部を欠き、床材を入れ固定します。
こんな感じに納めます。
本当は仕上げの床の下に捨て張りしてある今回のような場合首切りはしなくていいのですが、先代はこうしないと納得いかないようです。
昔の技術を駆使していい仕事をする、
もう少し作業の効率を考える、僕の心は揺らぎます。
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