K・M・V・R・R・H 2章「ナ ミ ダ」(1話)  小説『T・M・V・R・R・H』



K・M・V・R・R・H 2章「ナ ミ ダ」

〜てよし〜



ついに2章の始まりです。





「ああ!?人探しだって!!?」

俺は叫ぶ。

「ああ、人探しだ」

目の前にいるフサはさらりと言う。


人探しだぁ!?そんなの初心者でもできるちゃっちい任務じゃないか!!

てよしはそう思いフサに反論する。

「俺たちはこれでも2年やってるんだぜ!?そんな初級クラスの任務他でもできるだろっ!!」
「てよしくん。落ち付いて」
「そうだぜ」
「そうだそうだ〜」

同じ部屋にいたミィ、リダ、ルリアが言った。
ヴィンもなんだかだまってほしそうに見つめてくる。

「黙っていられるかよ!!」

フサがため息をつく

「初級クラスにできないから、俺たちにこの任務が来たんだ」
「は…?」

つい、反応してしまった
初級クラスにできない人探しなんて、相当のつわものか重要人物ぐらいしかないからだ。
俺は唾を呑む

「お、黙ったな。今回はヤグラ生物研究施設からだ」

その言葉を聞いた瞬間周りの空気がざわつく

「ヤグラ生物研究施設!?」
「あー、なんとなくわかったよ。内容」

その中一人だけざわついていない奴がいた。
てよしだ。

「あ、あのさ。なんたら生物研究施設って何?」

一瞬の沈黙。

「そんなこともわからないのかぁ?バカだな!」

口を開いたのはリダだった。
そして次はヴィンが口を開く。

「あのね、てよし。ヤグラ生物研究施設はその名の通り生物研究施設だよ
だけどただの研究施設じゃない。あそこは…生物兵器が作られているんだ
生物兵器ぐらいはわかるだろう…」
「生物兵器!?なんでそんなもん」
「ペナルとかそういう力を持つ者たちとの戦いに一々人間が死なれては困るだろう?
 だからと言ってロボットだと困る所があるらしい。だから将来、生物兵器で戦うことがいいらしい」
「多分今回の任務は試作品が逃げたんだと思う、そうでしょ?フサくん」
「あぁ、その通りだ」
「え?それってヤバいんじゃねぇの、一般人に害があるかもしれないじゃないか!」
「だから俺たちが探して捕まえるんだ」
「なるほど」
「よし、わかったな。この任務中は学校に行くことを禁止として任務に専念しろ。
今回逃げたのはD‐No.8だ。これがそいつの写真な」

そう言ってフサは1枚の写真を見せつけてきた。

そこには水色の髪に赤い目をした小さな男の子が写っていた。

「見た目はアレだが、驚異の怪力と再生能力があるらしい」
「再生能力だと…?」
「あぁ、でもそう何回は続かないらしい」
「なるほどなぁ」

再生能力…、そんなものが本当にあるのか。
てよしは思った。
今まで人間が求めていたものだ。
ましてやこんな小さな子供が。

しかしこんなことを考えていても話は続く

「チームはいつものだ
てよしとミィは研究所で待機
ヴィンとルリアはD‐No.8をとにかく探せ
俺とリダは研究員に話を聞くぞ」

俺は知らなかったんだ
こんなにも真実が重くて苦しくて悲しい事を


















「君は誰?」
「ボクは…」
「ん、とりあえずおいで今日はもう遅いから家に泊めてあげる」
「家…」




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