「KING WALDER DOKURO KING Purple」
変身サイボーグ
ヤフオクで入手した当時ものです。
現物を手にして比べちゃうと、
やっぱり復刻は別物なんだなと改めて実感しちゃいますね。
金型の作り方や素材そのものの違いとかの
事実上コントロール不可に近い
微妙な要素の積み重ねからくる雰囲気の違いだろうから
まあ、無い物ねだりだとは思いますが。
偶然のノイズみたいな部分まで復刻で再現できるのかっていうとなあ。
実際、どうしても欲しければ、こうやって
それほどたいした手間もなく当時のものが入手できるのだから、
そこまでのニュアンスにこだわるなら現物を買えばいいってことでしょうね。
復刻は復刻でまた別のイベントとして楽しめばいいのでしょう。
(といっても、溶けるとか立てないほどゆるいとかはナシですけど)
この出品はドクロキングのアウトフィットがメインで
紫ワルダーはオマケってことで、
ボディの手首・足首・アタマがありませんでした。
それで15Kスタートは、少なくとも高くはないかなと思ったのですが、
今の相場って全然わかりません。またもや無競争落札でした。
もう、これを欲しがるようなファンには
おおむね行き渡っちゃってるってことなのかも。
これまで、昔のものに思い入れはあっても
破損やキズのある中古品にはどうものれないなあ
なんて思っていたのですが、実際に入手して
こうやってクリーニングをしたりしてるうちに
やっぱり「当時のものはすごくいいなあ」と
すっかりころんでしまいました。
これで「クラックがガマンできない」
とかだときついだろうと思いますが
今の自分は、なぜかそこそこのクラックくらいは
なんだかあんまり気にならなくって、
自分でもちょっと不思議です。
そのくらい、復刻では再現の難しい、
素材の質感みたいな部分に対して
気持ちが大きく傾いているのかもしれません。
今回のものもそれほど汚れていたわけではなかったのですけれど、
やはりきちんとクリーニングすると、ぐっと気分が盛り上がります。
腰や腿の内側もしっかりきれいにすると
ツヤ感・ヌメリ感がぐっとUPしました。
軽くシリコンオイルを塗るのも効くんですが、
はたして経年劣化等の影響がどうなるか……
シリコンオイルならばたぶん問題ないだろうとは思いますけれど。
首がゆるむのはどうやら共通の傾向みたいで
これもかなりぐらついていたので
グリーンの時と同様、首の軸の根元に
スペーサーを挟んでおきました。
今回は0.5ミリ厚のPET板では厚すぎたので
ブリスターパックから切り出したものを使ってます。

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