三平下にはふきのとうが沢山。
でも採れませんよ。
国立公園内ですから。

我が家では“もったいない”の感想。
ちょっと育ち過ぎですが。

尾瀬沼出入り口にはこんな人数カウンター用センサーがありました。
13:00出発。
帰りは団体さんと同じ時間だったのでそれに合わせてゆっくり登ります。

団体さんが休憩する間にこちらはノンストップで先を行きます。
時間は14時近くなのですが軽装で登ってくる人が結構います。
この雪道で諦めて戻る人も多いようです。
折角なのでキチンと準備して行って欲しいものです。
あと少しなのに。勿体ない。

峠を越えて急な下りになる頃には天気は完全に晴天になりました。
これはこれで暑くて歩きづらいです。

行きとは全く違う風景に思えます。
同じルートなのに。
ま、二度楽しめたって事で。

峠の途中には湧水があります。
石清水という湧水で群馬県の山岳水場で最も綺麗な水と言われているそうです。
もちろん水筒に汲んで行きました。
ちょっと硬度が高い感じのミネラル分が多めの水です。
13:42。

ムラサキヤシオツツジが咲いていました。

こちらはオオカメノキと言うそうです。
ガクアジサイかと思ったら違うのですね。

往路では撮影する気もなかった川の写真が何枚も。
相当暑かったのでしょうね…。

ちらっと見えているのが足ふきマット。
尾瀬の入口に帰ってきました。
とは言え距離的にはあと半分あるのですが。
14:02。

三平橋から見た片品川。
この先の一ノ瀬休憩所でしっかり休憩をしてから砂利道の林道を下ります。
これが妙に長く感じます。
一時間程度歩くとようやく到着です。

やっとゲートまで戻ってきました。
車まであと100m。
15:02。
出発してから10時間。
3万歩強、20km強の歩行工程でした。
写真を撮りつつボチボチ歩いているので普通の方より遅めです。
ただ残雪のためにゆっくりしか進めない個所も多数ありました。
公式ガイドのデータをもとに算出すると
距離は大体23.5kmほど(大江湿原Uターン個所含む)
時間は8時間程度になります。
休憩時間を入れるとほぼガイド通りの時間になりそうです。
もちろん雪の無い夏の場合はもう少し早いのかもしれませんが、木道での混雑を考えると多少時間に余裕を持たせる方が良いでしょう。
より大きな地図で 尾瀬沼大清水ルート を表示

予定通り少し早めに戻って来られたので大清水湿原を見に行ってみました。
ここに行ったらとの話もあったのですが…。

こんな感じです。
が、歩きませんでした。
写真でも緑が濃いのが良く分かりますよね。

一つだけ見つけた残りの水芭蕉。
こんな状態です。
大清水湿原の時期は4月末だそうです。
この時期だと既に終わっているそうです。
少し早いですが宿に向かいます。
R401沼田街道を南下し戸倉でr63奥利根ゆけむり街道に入ります。
このルートは鳩待峠へのルートと途中までは一緒です。
鳩待峠は通行規制が掛かっており交通量が極端に少ないためか登山客を降ろすためのシャトルバスが車線を割ってブッ飛んでくるのでかなり注意が必要です。
少しは他の観光客の事も考えたら如何?

時間潰しのために奈良俣ダムに寄ってみました。

着いて早々閉館時間で閉め出されましたが。

これは凄いロックフィルダムだ。

上から見てもその大きさは伝わらないし。

ならまた湖側も小さく見えるし。

なにが危険なんだかさっぱり分からない看板。
猿が危険なのか?どこに居るんだ猿。

下に降りると下から見える場所がありました。
歩いても上り下り出来るみたいですよ。
運動には良いかも。
時間潰しもそれほど出来ず予定よりも早めですが宿に到着です。

写真は翌朝撮影しました。
疲れていてそれどころでは…。

でもしっかり夕食は頂きました。
この宿の自慢の自家製無農薬野菜を使った野菜メインの夕食です。
私は肉食獣ではなく雑食なのでこれで十分です。
更にサービスで蕨の湯がいた物も頂きました。
野菜の旨みが良く出ていて美味しい。
食材に見た目の豪華さはありませんが、その味にはかなり手間が掛けられているのが良く分かります。
山菜も自分の畑で栽培しているとの事。
味噌なんて豆から造っているそうで。
ヘルシーなので全部食べても大丈夫♪
珍しくご飯のお代わりをした程でした。

到着は我々が一番乗りだったのでサッサと一番風呂を頂いてしまいました。
普通の風呂ですが何と掛流しの天然温泉です。
素晴らしい!
軽い浴感ですが良く温まる温泉でした。
湯の小屋温泉から引き湯のようです。

朝食はこんな感じでベーシックですが、やはり手間が掛かっています。
うるいの味噌汁が絶品でした。
山椒の佃煮と言うのもヒットでした。

宿の駐車場からはこんな景色が見えます。
あれは関東の水瓶だそうで。
満腹になったし時間も8時を過ぎているので急いで本来の目的地に向かいます。
続く。