2020/8/13

EF100mm F2.8L IS MACRO USMレビュー  カメラ機材

写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


はーい、どもー、ボーダーラインですー┏( .-. ┏ ) ┓ ヨッコラセ

今日は誰が言ったかキヤノンの良心“EF100mm F2.8L IS MACRO USM”をレビューしていきたいと思います。
基本的にマクロレンズって、コンセプト的にどれも高性能だったりするのですが、
この100Lマクロも例に漏れず欠点が少ない非常に優秀な製品だと感じます。

あまりの使い易さに、自室の撮影ブースだとほぼこのレンズしか使わないほどです(オイ

まず機能面でピックアップしたいのは、ハイブリッドISについてなのですが、
当レンズに搭載された手振れ補正は通常の補正方法とは違い、
角速度センサーと加速度センサーの両面から高精度補正を行っており、
これのおかげでほぼ手振れとは無縁の撮影が可能です。



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


描写面に関しては、コントラスト・彩度共に高過ぎず低過ぎず適度な塩梅です。
色収差・球面収差などに関しても非常に良く補正されています。

マクロレンズなので当然近接撮影時に画質が乱れることはありません。
また、遠景でもその高い性能を遺憾なく発揮してくれる為、
物撮りや近接撮影だけではなく中望遠レンズとして使用されることも多いです。

よく、85mmがあったら100mmは必要ないですかね?というご質問を頂くのですが、
“EF85mm F1.2LU USM”のように中望遠ポートレートに特化したレンズほどではないにしろ、
ボケ味も相当スムーズですし“EF100mm F2.8L IS MACRO USM”には、
等倍まで寄れるという大きなアドバンテージがある為、
この2本焦点距離こそ近いですが、かなり性質が違うので、
結局どちらも買うことになるのでは??と思ってしまうこともしばしばです(オイ



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


普段、個人的にはあまり外に持ち出すレンズではないのですが、稀にスナップで使うことも。
先述したとおりマクロレンズは性質上、高性能化し易い土壌があるので、優秀な中望遠として十分運用可能です。

フードがかなり大きいので、スナップの時はわざと付けていかなかったりしますが、
それが原因で画質的に問題を感じたことはほとんどありません。



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


AF速度は早くも遅くもないというか特筆する点はなく、本当に普通ですね。
ピント精度は正確なのですが、大きく外した時のみ再度ピントが合うまで、
他のLレンズに比べると時間が掛かる時があります。



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


夕暮れ時、大きく揺れる吊橋の上から、F5.6まで絞りつつ撮影しています。
足元がかなりグラグラしていましたが、ハイブリッドISのおかげで難無く撮影が出来たのを覚えています。

この時、試しに手振れ補正をオフにしたらどうなるのか試しているのですが、
シャッタースピードを1/200程度にしても手振れしてしまい、撮影が上手くいきませんでしたので、
ハイブリッドISの有り難さを非常に感じたシチュエーションでした_(:3」∠)_



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


描写に歪みがほとんどないレンズですので、目で見た状態に限りなく近い描写が可能です。
メイクオーダーを受けた時など、完成時の撮影はほぼこのレンズで撮るようにしています。

また、等倍まで寄れるので細かい部分まで確認して貰えるので一石二鳥ですね。



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


質感描写に関してはF8程度まで絞ると流石にパリっとした描写になるのですが、
F5.6くらいまではやや柔らかめといった印象です。

ちなみに、この写真ではF5.6とF8.0の2パターンを撮影していて、質感が柔らかく写った前者を採用しました。
質感ってホントに大事で、周囲のシチュエーションと被写体になってくれた子の質感がミスマッチだと、
想像以上に浮いた状態になることも珍しくありません。

あと、当レンズはマクロレンズということもあり、F16くらいまで絞っても回折の影響をあまり受けず、
描写性能が著しく落ちることはありません。
自宅撮影ブースではF11程度のF値を多用するのですが、まだまだ余裕を感じさせる描写で安心感があります。

F22まで絞ってしまうと明らかに小絞りボケの影響で、シャープネスがガクっと落ちるのですが、
そんな極端に絞ったF値13年間で片手で数えるくらいしか使ったことないような(オイ



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


開放F値かつバストアップまで寄った時だと、こんな感じの描写に。
個人的には、とても好きな描写です。

一口にマクロレンズと言っても、わりとメーカーによって開放描写に結構な違いがあるのですが、
今まで使用してきた3本のマクロレンズの中では、一番バランスが取れている印象です。
良くも悪くも偏りの少ない無難な描写と言えなくもないのですが、汎用性があり被写体を選びません。


<これまで使用したマクロレンズの開放F値の描写>
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TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1(Model272E)
→花や女性を撮りたくなるフワっと柔らかな優しい描写、やや暖色傾向


SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
→無機質なモノを撮りたくなる開放から切れ味のあるシャープな描写、明らかな寒色傾向


CANON EF100mm F2.8L IS MACRO USM
→柔らか過ぎず硬過ぎず偏りの少ないバランスの取れた描写、色の偏りもほぼ感じない
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写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


ボクがこのレンズに寄せる信頼は相当大きいというか、必携の一本だとさえ思っています。

ただ寄れるレンズというだけでなく、描写面の基本性能の高さやハイブリッドISなど、
“EF35mm F1.4LU USM”と同様使っていてワクワクするタイプのレンズではありませんが、
絶対に失敗したくない撮影の時、安心して仕事を任せることが出来るレンズではないでしょうか。



写真
EOS 5D MarkW&EF100mm F2.8L IS MACRO USM


総評としては、Lレンズにも関わらず中古だと6万円前後で入手可能ということもあり、
描写性能や機能面を鑑みるともはやバーゲンセールと言って相違無いです。

個人的にはマクロレンズのαにしてΩだと思っているので、
キヤノンユーザーかつ使い易いマクロレンズをお求めならば、
まずは“EF100mm F2.8L IS MACRO USM”を試して頂ければと思います。


ということで、今回はここまででっす。
次回は最も付き合いの長い“EF135mm F2L USM”のレビューとなります。
それでは、また次の更新でっ!ノシ
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タグ: 撮影 機材 レンズ



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