2月27日に行われた本会議において、荻田県議が会派を代表して代表質問を行いました。
要旨は以下の通りとなります。
≪代表質問要旨≫
1)県税収入の確保について
医療の充実、観光振興、企業立地・誘致など様々な取組 を進めるにあたり、自主財源である県税収入を確保していく取組には一層の創意工夫が必要であると考える。これまでの県税収入の確保に向けた具体的な取組と今後の新たな取組について、所見を伺いたい。
2)若者の雇用環境の改善について
本県独自の地方創生を実現していくためには不可欠である若者の雇用環境の改善について、どのように取り組んで いこうと考えているのか。
3)観光振興について
・県営プール跡地活用プロジェクトでは、ホテルとその周辺施設が連携するように整備されることが重要であり、さらに、滞在型観光拠点として、できるだけ早期の「まちびらき」が必要であると考える。今後、このコンベンションホールなどの拠点整備をどのように進めていくのか。
・奈良公園周辺において、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、今後も増え続ける外国からの観光客に対し、「おもてなし」環境を充実させるため、どのように取り組んでいくのか。
4)(仮称)奈良インターチェンジ周辺の幹線道路整備とまちづくりについて
・大和北道路の(仮称)奈良インターチェンジ周辺の進捗状況及び完成目標はどうか。また、大和北道路と併せて整備を促進する必要がある西九条佐保線の進捗状況及び完成目標についても併せて伺いたい。
・奈良市とのまちづくりに関する包括協定の締結を機に、八条・大安寺周辺地区のまちづくりが進むと期待しているが、県はどのように進めようとしているのか。
5)総合医療センター跡地のまちづくりについて
これからの高齢化社会に向け、地域包括ケアシステムに取り組むことの重要性は強く感じており、県政の大きな課題であると認識している。今回のまちづくりに関する包括協定を受け、県は奈良市とどのように連携して、平松周辺地区のまちづくりを進めていくのか。
6)リニア中央新幹線の整備促進について
来年度の調査検討事業を活用し、「奈良市附近」駅の早期確定と三重・奈良ルートによる全線同時開業に向け、本県としてどのように取り組んでいくのか。
7)救急医療体制の充実について
救急医療体制の充実には、県内の医療機関が積極的に救急患者を受け入れる協力や連携の体制を構築する必要があると考える。これまでの成果や課題を受け、今後どのように救急医療体制の充実に取り組んでいくのか。
8)陸上自衛隊駐屯地の誘致及び広域防災拠点の整備について
陸上自衛隊駐屯地誘致について、来年度は具体的にどのような取組を展開するのか、広域防災拠点の整備と消防学校の移転についての所見を含めて伺いたい。
9)農業の振興について
本県においても、地域の気象条件や土壌条件に適した、 儲かる農産物を地域ごとに選定し、産地づくりに取り組むべきと考える。儲かる農業を推進し、農業所得の向上に向けた県のこれまでの取組と今後の方針について伺いたい。

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