生協労連第16回「沖縄基地・戦跡めぐり」感想  平和

生協労連第16回「沖縄基地・戦跡めぐり」感想   岩国C 中尾大作

初日
昼に那覇空港に到着して平和祈念公園へ。建物を抜けるとなだらかで広い斜面になっていて、その先は切り立った崖でした。
見下ろすと視界に入りきらないくらいたくさんの慰霊碑が建っていました。慰霊碑は斜面を下りきった先のモニュメントからみて放射状に広がっていて、屏風状にたっていました。一枚一枚に何百人もの方の名前が刻まれていて、沖縄戦でたくさんの人が亡くなったことを実感させられました。
その後戦時中に壕や居住区として使用されたガマという洞窟の一つを見学しました。中は奥行きがあって広いとこもあったのですが基本的には狭く足場も悪いためとても大勢の人が生活していたとは思えませんでした。中では民間人だけでなく日本兵も同在しており劣悪な環境の中、負傷兵の手術もしていたそうです。薬品も不足する中麻酔なしで手術をすることもしきりで、手足の切断ともなれば押さえている看護婦たちには精神的にも肉体的にも辛かったようです。因みになかは涼しかったです。
夜は夕食交流会ということで他生協の方たちと交流しました。

二日目
始めに四年前ヘリの墜落事故があった沖縄国際大学に行きモニュメントを見学しました。大学はもちろん周辺にもたくさんの建物があります。当時、ヘリの破片が周辺に飛散し、赤ん坊の寝ている部屋に破片が飛び込んできたという新聞記事もありました。ヘリや飛行機の航路は事前に決められているのですが、守られておらず、また深夜の飛行も多いため周辺住民は不安が多いとか。
次に嘉手納の道の駅から嘉手納基地を見ました。目の前には見渡す限り基地が広がっていて、あとで聞いた話では嘉手納町の82%は基地だということでした。しかも町の真ん中にあるため交通がかなり妨げられているようです。ここに限らず沖縄の基地は
本島の中心部や利便性のよい位置に作られているためかなり邪魔です。その後基地跡にたっている読谷村役場を見学して昼食。
二日目最後には辺野古の海に行って基地建設反対活動をされている方々のお話を伺いました。その話の中で一つ印象に残っている部分があります。それは環境破壊や騒音問題といった基地建設に反対する意見の中に、武力による紛争解決やそれに対する抑止力
はやめるべきでもっと平和的に解決していく方法を作り上げなくてはならない、というお話があったことです。覚書なので詳細は異なるかもしれませんが、これからの紛争解決に対してこのようなアプローチを日本が行うために、基地の傘の中にあってはならないというのは少し驚きました。


三日目
沖縄陸上戦で激戦区になった嘉数高台にのぼり、ガイドさんから戦争の概略を伺いました。かなり長くお話をいただいたのですが正直に言って長すぎてあまり覚えていません。高台からは那覇が一望でき、やはりその景色の中の大部分を占めるのは基地でした。
基地のすぐそばに小学校がありそのすぐ上を戦闘機が飛ぶことは日常茶飯事だそうです。高台を見学、首里城に行きました。
首里城には沖縄戦時司令部があったそうで、そのために首里城はほぼ全壊してしまい、現在の首里城は復元されたものだと聞きました。

そのほか感想
二日目と三日目のガイドさんが雇用の問題について少しお話をされていたことが印象に残っています。沖縄は基地があるから雇用や交付金がもらえて生活できていると思っている人がいるが、実際は基地がなければずっと多くの雇用を生み出すことができ、もっと豊かな暮らしを実現できるだろうと仰られていました。
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