*** あらゆる企業業務で必要とされるSEマインド ***
  学生様を対象とした『SE塾』を開催 2009年3月
  

2009/8/24

今すぐできるSEアプローチ:SE業務の定義  

 SE作業は、大きく2つの意味(目的)があると考えられる。 それは、狭義な意味と広義な意味と言い換えてもよいかも知れない。

 狭義には、コンピュータシステム開発でしばしばお目にかかる、コンピュータシステム開発(S.I.)での要件分析、システム設計、システムテスト、運用テストを指す。 S.I.作業での入り口と出口を担当する訳である。 しかし、そこには大きく2種類のSE業務が存在することを理解しなければならない。 一般的な用語かどうかは別にして、このSE塾ではその2種類のSE作業を
   @ Pre−SE
   A After−SE
と名づけることとする。 『Pre』とは、「事前」とか「予め」と云った意味の接頭語であり、接頭語ではないが、『After』は、「その後の」とか「一山越えた後の」と云った意味を込めている。

 Pre−SEとは、S.I.要求の掘り起こしであり、業務改革取組み上の重要な作業といえる。 一般的に「要件分析・要件定義」という作業をS.I.の前工程の様に位置付けるが、通常のS.I.作業では、After−SE作業に近い。 何故なら、I.T.化の範囲が決まっているならこそ「要件分析・要件定義」が出来るからであろう。 この様に、Pre−SEの仕事は、相手先のI.T.化範囲や目的を明確に整理することにあり、単なる要件分析だけではないことを理解する必要がある。

 After−SEは、Pre−SE作業で明確化され、相手先の納得も得られたI.T.化の範囲は目的を前提として、仔細に業務要件、仕様要件を整理と最適化を図ることから作業は開始される。 その様な意味で、After−SEは、知識、技能、経験がものをいうのかも知れない。

 広義な意味でのSE作業は、コンピュータシステムの利用を前提としたI.T.システムの構築にその守備範囲を限定していない。 業務が目的に沿って遂行されるためには、組織が要求される。 組織は機能分担され、PDCAサイクルが機能していなければならない。 営業であれ、製造であれ、流通であれ、管理であれ、組織機能が矛盾なく、且つ遅滞なく機能しているかどうかを見極め、問題点があればそれに対する改善策を提言するアプローチである。 一般的には、業務コンサルとか経営コンサルとか言われる業務であるが、組織そのものがシステムがあるから、これもSystems Engineeringである。

 この様に、SE作業の範囲、レベル、内容には限定できるものがなく、あらゆる知識、経験、技術、事例を総動員する必要があるだろう。

                        北尾隆夫
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