前回の続きです。
おいらは死後の世界はあると思っています。
それは神がかり的な事では無く、
科学だと思っています。
だだし現代文明ではまだ、
その事が解明されていません。
でも、
すこしづつ、
その扉が開こうとしています。
実体二元論というものがあります。
ごく簡単に言うと、
「あの世」と「この世」の2つが存在していると言う事です。
理論なので少し難しいかも知れませんが、
気を楽にして読んで下さい。
実体二元論は古代からある理論で、
「物」」と「心」の本質的に異なる
独立したふたつの実体があると言う理論です。
ここで言う実体とは簡単に言うと、
他の何にも依らず
それだけで独立して存在しうる物の事を言います。
つまり、
「脳」(物質)が無くても「心」(精神=魂)はある。
とする考え方です。
かの有名な哲学者プラトンは、
著作「バイドン」の中で、
死は「肉体」から「心=魂=命」が分離する事であり、
「心=魂=命」は永遠に不滅だとしています。
不滅である理由は、
「心=魂=命」は物質では無いからだとしています。
物質ではありませんから壊す事ができません。
もうひと不滅だと言う理由は、
「肉体」と「心=魂=命」の状態は、
お互いに逆の状態からもたらされるとしています。
生きていると言う事は、
「肉体」と「心=魂=命」がひとつになっている状態であり、
死は「肉体}と「心=魂=命」が分離した状態であるとしています。
17世紀のフランスの哲学者デカルトは、
「物質」と「心」のふたつの実体があって、
これらが互いに独立して存在しうるものとしています。
このデカルトの理論が、
実体二元論の代表的なものとして扱われています。
実体二元論は機械科学の発展と同時に、
徐々に支持されなくなって行きました。
機械文明の発達で、
この世に起きている事象は、
「全て力学で説明できるはず。」
と言う考えが広まり、
それが自然科学者の間にも受け入れられて行き、
デカルトが言う二次元論は
力学の視点からは難があると考えられるようになり、
現代ではあの世と言うものは無く、
あの世はオカルトの世界だと言う認識が広がっています。
二元論はあくまでも哲学であり理論です。
実体が二元である事を証明するものではありません。
しかし近年、
実体が二元である事を証明すべく、
研究が始まっています。
そのひとつめが、
当ブログでも過去に記した
「量子脳理論」と、
それに関連する前のログに記した「臨死体験」です。
また、
「生まれ変わり」についても、
科学的なアプローチが試みられています。
哲学理論である「実体二元論」は、
これまでオカルトであるとされていました。
「魂・死後の世界」は力学からしたら存在しないのだと。
しかし更に科学が進み、
「実体二元論」の裏付けがされつつあります。
力学的には証明できなくても、
霊視や霊界通信直接対話など、
現象が実際にあるのですから、
魂や死後の世界が無いとは言い切れません。
むしろ可能性を感じさせます。
いずれ「実体二元論」が常識になる時がくるのだと思います。
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