2011/5/15 13:28
その後、Aさんは。 現場ブログ
ずいぶん前になりますが、Aさんのお話の続きを。
(第1話の記事はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/suzuki/500.html)
(第2話の記事はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/suzuki/501.html)
3/3、Aさんの物件を事前に見に行き「これはいける!」と思い
ブログを書きましたが〜それっきりですた。
あれから、Aさんとワーカーの方と、管理会社の立会いのもと内見をしました。
今思えば、良かったと思うのですが
内見は3/10の14時半。1時間くらいは居るので
1日あとにズレてたらちょうど地震と重なっていました。
Aさんは、ゆっくりだったらつかまり立ちも出来るので
玄関からの段差もゆっくりと上り、つかまって立ったりしていました。
基本的には、室内での移動は車椅子となるのですが
フローリングの上にそのまま走らせる事はダメだといわれたので
シミュレーションできず。
ただ、玄関からお部屋までクランクがあるため
車椅子が通れるか通れないか・・ワーカーの方は「厳しいな」
という判断でした。
今回は管理会社の担当者がとても良い方で
室内で車椅子を使うことをオーナーさんに説得してくれ
室内にジュータンのようなものを敷くことと
コーナーには保護カバーをつけること。
という条件がありました。
地震が重なり、審査や色々な手続きに時間がかかりましたが
3/20頃には、無事に契約を終えました。
仲介なので、契約場所までは滅多に行きませんが
高齢者や障害者の場合は契約まで見守ります。
ただし、Aさんには電動ベッドやジュータン等
住む為に必要な準備をしなければいけないため
すぐには住めないのです。
賃料発生は、3/24からだったのに、
地震の影響で4月一杯まで電動ベッドが納品できない
とのこと。
そこまでは、行政の関係で支援もあるのですが
室内のジュータンやコーナーカバーは助成がないので
自費でやらなければなりません。
「その辺のカーペット屋を探してみますよ」と言ってたので
うちも建築会社・・「良かったら私の方でも金額を調べてみますね」
と調べ、安い方法を社長にも考えてもらって
下請けさんにも相談して
一番安くていい方法を選びました。
フローリングの上に敷くため、原状回復を考えると
ノリを貼ってはいけないし
かと言って、車椅子のタイヤでズレないようにしなければいけない。
敷く部分は移動箇所の一部でいいと思ってたけど
部屋全体に敷いてずれないようにしないと・・となり
結果、タイルカーペットを敷き詰めることになりました。
Aさんが、「鈴木さんのセンスに任せます」と言うので〜
会社とーーーーっても悩み・・笑

いや、フローリングは濃いブラウンなんだけど
部屋の向きが北もかぶってるので
ずっと部屋にいることを考えると
明るい色がいいのでは?と思ったり

なんだかんだ、実用的な面を優先し
うちの会社と同じカラーにしたのですが^^
施工に入るまでに
Aさんが会社へ来て鍵を預けてくれて
「全部任せますから」と
お菓子まで頂きました。恐縮です。

厚木から車椅子で、お菓子をもって・・ほんとにパワーがありますよね。
と、いうことでコーナーカバーもお任せしていただいたので
散々調べて見積もりをした結果、高い・・・・。
5箇所設置なのですが、高い・・・・。
自分が出来るかな?と思って
休みの日にホームセンターへ行き調べると・・高い。

うーん・・

電動ベッドの納期に甘え、「もう少し時間をください」と伝え
また別の休みの日にいろいろ廻り
出た結果。
当初考えてたサイズではないけど、安くて、適切なものを購入。
さらに、主人が「俺が時間あるときつけてこようか?」といってくれたので
ま、お友達のような考え方になってしまいますが
仕事以外の時間で、個人的に、やりました。笑
仕事帰りに夜10時頃、行けるタイミングがあったので
お部屋に!
すると、下請けさんがやてくれたカーペットが
きれいに敷いてありました^^

私が寸法を測りに行ったとき、古い家をリフォームしてるので
だいぶゆがんでいるので、プロに頼んでよかったです!

すごくきれい!
コーナーカバーは5cmのもので高さは50cm。

当初は、7.5cmのもので高さは100cmをみていたのですが
施工法もビス止めだし、費用がかかるので
これで十分だったと思いますた。

費用は1/10になりました。笑
先日、Aさんから、「快適に暮らしています」とメールをが来ました。
パソコンを始めたようです。
何よりも嬉しいご連絡でした^^
Aさん、ありがとうございました

