みなさま  

皆様ようこそ。個人通販をはじめました。

2018年に河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊(2700円+税)を上梓いたしました。ただいま、個人通販をいたしております。特別価格にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆を@マークに替えてください) よろしくお願いいたします。   河野多香子

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2021/4/16

道潅道の桜  

今年は三月からとても暖かく、予報通りに桜が咲いて散ってしまった。北の丸公園は八重桜もきれいなのだが、オリンピックのために武道館の横に大きな休憩所を作ったので、八重桜がごっそり無くなってしまった。仕方がないので四日の日曜に家の近くの「道潅道(どうかんどう)」に行って見たら、いつも25日ぐらいに満開の八重桜が丁度見ごろで人気も無くてとてもきれいだった。

この桜は「駿河台におい」という匂い桜で、駿河台に因む花ということで50mぐらいの片並木に植えられて木も大分大きくなってきたものだ。
主人は心臓のほかに腎臓の機能も落ちてしまったので、あまり速足でない「散歩」が良いと医師も言うので(と言って混んだ道はだめだし)時々二人でほんの少しの散歩をしている。花に遅れまいとすると疲れるので、出かけて丁度よかったら儲けものという気持ち。

八重桜を堪能しながら見回すと向かい側の大会社の植え込みは山吹が今を盛りと咲いているではないか。この道の反対側には「太田姫神社」があってその境内の山吹は切りすぎて小さくなってしまったが、そこから派生したこちらの山吹は中々に育ったと感心した。

七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ哀しき  作者不詳

この歌の話はブログの前の方に書いたので(https://blog.ap.teacup.com/applet/takako33/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%8ER%90%81%82%CC%97%A2&x=25&y=6&inside=1">こちら)この駿河台は「山吹の里」ではなく、太田道灌の屋敷跡に近いということらしい。そのためこの道を道潅道という事だ。山吹も散ると、あたり一面躑躅になるが私は躑躅が好きではない。

八重桜強い心の両手にはお前まるごと抱いていようぞ   多香子
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2021/4/9

「四月の歌」  短歌

関東の緊急事態宣言が解除になったと思ったら、関西や東北で感染が増えて「蔓延防止等なんたら」というものが出ることになった。東京も一度解除して数字をいじっている様子だったが、やっぱり「蔓延防止措置」をだすことになりそうだ。だんだん暖かくてマスクも蒸れる季節にいやだなあと思いながら、当分旅行もお預けと覚悟は決めた。(新幹線は換気が良いと言っても、何時間かマスクのまま座っているのは辛いから、遠くには行かれない)四月の歌はそんな気分を纏めてみた。

「どこも行けない」

春色の薄いピンクの爪をたて今年生まれの子猫があゆむ

菜種梅雨 いつしかボタンの掛け違い今朝のけんかを悔やむ昼すぎ

花曇り、水色の空をみたいから植木市にて買うフリージア

草原に野焼きの煙ただよえば揺れるだれかの黄色いリボン

通勤の駅のポスター紀州路のタマ駅長にあいたくて 喪

中指で口紅なおしもう一度鏡にむかって「わたしは綺麗」

廃線の駅のホームにひとり居て雲雀上がるを眺めていたい


五首目のたま駅長は随分前に死んで、二代目が就任したはずだけど、駅名も忘れてしまった。人気(ひとけ)のないところではマスクもはずしてボーっとしていられるのだろうけど、そこまでどうやって行くのだろう。車をやめてしまった家では公共交通に頼らざるをえないので。
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