みなさま  

皆様ようこそ。個人通販をはじめました。

5月22日付で河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊(2700円+税)を上梓いたしました。書店販売ですが東販、日版が注文出荷なのでISBN987-4-86151-161-5で各書店にお問い合わせください。大阪「葉ね文庫」さんにも置いていただきました。

ただいま、個人通販をいたしております。特別価格にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆を@マークに替えてください) よろしくお願いいたします。   河野多香子

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2019/6/14

「みずつき8」  折本

今年も「みずつき」の季節がやってきました。No8というが2013年からだから六年めです。千原こはぎさんが主催者で、毎年五月に呼びかけネプリとウェブ版で七十人ものクラスタが「水」に関連した短歌六首連作を投稿しています。
そう言うネプリの走りだったのではないかと思うけれどツィッターアカウントを入れているので、私は参加せずに読むだけでした。去年投稿フォームでこはぎさんに聞いたら、アカウントは「なし」でよいというので、急いで六首まとめて参加しました。

年齢的にもクラスタとはおもわれないかなと思いつつ、ネットの世界は私にとってやはり大切です。今年も絶対に参加するぞと五月に作ってしまって、自分なりに納得して投稿しました。こはぎさんのサイト記事はこちらhttp://kohagi-orz.jugem.jp/?eid=2399
コンビニやプリンターで出せば、縦書きの冊子になるので是非出してみて下さい。(6/17までだそうで、ウェブ上ではずっと見られます)今年は74名だそうで、自分の歌だけ上げておきます。

「かたつむり」   多香子

雨はもうあがったかしらと頭出し角をのばしてみる夕間暮れ

雌雄同体だから私一人を慰めるしかなくて哀しい

花柄の傘をくるくる回すとき雨という字の確かさ思う

悲しいといつも隠れた紫陽花の子供のころから不器用な性質

村雨も乾くこころにやさしくて六月わたし一人でも平気

から梅雨に倒れ伏したる紫陽花を困った顔してみるかたつむり
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2019/6/7

六月の歌「四季」のこと  短歌

私はずっと「結社」には入らないで行くと思っていたのですが、歌集を出してみて、「歌壇」というものや自分の年齢を考え、講座で知り合った方のやっている「四季」という小さな結社にはいることにしました。50年の歴史のある空穂系の雑誌なのですが、高齢の方が段々に引いて行って人数も少なくなるというのはどこも同じようです。ご夫婦でやってらして、選もないしエッセイも書いて良いと言うので、これからの短い人生に良いのかもしれないと思い四月に入会しました。

四季と言う位で季刊の雑誌を発行しています。私自身はアララキ系ではなく、軽い文語と口語の融合というあたりを詠んでいますが、その点も自由な様子です。刊行誌は売っている訳ではないので、見本誌は取れると思いますが、まず私の歌はこのブログに載せてみようとおもいます。
今度出るのが「春号」なので、六月の歌ですが春の歌掲載歌十首です。

「春の小川広場」

さよならと白い辛夷の花が散る取り残されたゴールポストに

廃校の後も高価な一等地何もならずに当面広場

薄紅の木蓮咲けばけむりたつ春にも街は知らぬ顔して

子のための理数教室開かれて近くのビルに親子連れゆく

白い人青銅の人もありふれてスポーツ街はシーズン終わり

何食わぬ顔で過ぎゆく野良猫も狩られかられて姿はみえず

もうずっと夢みていたか菫草あなたの傍にそっとよりそう

校庭に知らず芽を吹くユズリハはいたずら雀の善き贈り物

昼のうち楽しい手紙を書きましょう、夜は哀しい歌詠うから

月さゆる真夜にはすべて静まりてゴールポストのため息ひとつ
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