みなさま  

皆様ようこそ。個人通販をはじめました。

5月22日付で河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊(2700円+税)を上梓いたしました。書店販売ですが東販、日版が注文出荷なのでISBN987-4-86151-161-5で各書店にお問い合わせください。大阪「葉ね文庫」さんにも置いていただきました。

ただいま、個人通販をいたしております。特別価格にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆をあっとに替えてください) よろしくお願いいたします。   河野多香子

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2018/10/12

10月の歌  短歌

「まったく良く降りますね」と男の先生がおっしゃつた。本当に九月から長雨と言うけれど、台風の土砂降りからしとしと雨まで曇りと雨の日が並んでいた。そして毎週来襲する台風。災害の多い時代がまた巡ってきたのではないか。戦後の一時期台風、地震、大火など凄いと記憶に残るものがあった。未知の災害ではなく、時代は「回る回るよ・・・」なのだろう。日本人(?)は強いのか弱いのか、(もしかして鈍感なのか)ひどい災害にもなんとなく生きていく。今年のあの猛暑の記憶も大分ぼんやりとしてきた。

「人生は辛い」

羽根もたぬ我の背中に残る骨 地に悲しみて草笛を吹く

もうこれで精一杯という疲れ 休め休めと涼風の吹く

何ほどの成果も出せぬ日の空を夕陽に染まり凍て鶴が飛ぶ

この町に一軒残ったお風呂屋の煙突あしたは取り払われる

松茸の香りか路地を曲がるとき空きっ腹にひびく 秋はしんしん

履きなれぬヒールのかかと打ちつけてシンデレラには夜明けが遠い

この路地に住む人想う黄昏の花壇に匂うかっこうあざみ

先月は「気楽な人生」だったので、今月は「辛い人生」にしてみたが、それほど違いはないのだろう。「今年はまだ松茸を食べていない」ということだって、とりたてて辛い事ではないのだ。
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2018/10/5

「毎日歌壇」掲載とおはぎ  毎日歌壇他

わが家は九月に「法事」をしたのでお彼岸にはお墓参りをしなかったけれど、私ひとりで「おはぎ」を食べました。昔はいっぱい作って三日もおはぎばかり食べていたこともあったのに、今では私一人しか食べる人も居なくなって、スーパーで二個入りのものを買いました。

ぼたもちは(牡丹の花に見立てて)春のお彼岸、おはぎは萩の咲く秋のお彼岸と言われるけれど、家ではどちらも「おはぎ」と呼んでいました。父だけが世田谷の昔の習慣で丸くて粒あんをべたべたくっつけた「ぼたもち」を作れと言っていたのに、だれも聞いてはあげませんでした。家のおはぎは「あん、きなこ、ごま」で中に餡を入れないものだったので、今売っている中に餡の入ったきなこや胡麻のおはぎはお菓子のようです。御飯代わりにならないのでおやつになって、ひとつ食べるだけになりました。

10月1日の「毎日歌壇」米川千嘉子選で、一首採って頂きました。

萩の葉はさやさや白く裏返りいまだ答えの出ぬもどかしさ  河野多香子

この夏は「歌集」のことや「法事」の手配で歌のネジが緩んでいたかと思う位2か月以上間が空きました。丁度「萩」の歌だったので「おはぎ」の話とも関連して季節らしいかなと思いました。
そういえば、今年は度重なる台風や何かで萩の花を見に行ってなかったと気付きました。鎌倉の萩の寺宝戒寺までは行かれないけれど、千鳥ヶ淵墓苑に行けばよかったなあと思いつつ次の台風の噂です。米川さまありがとうございました。
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