2014/12/3

12月の歌 折本「冬の足音」  折本

ネットやツイッターの人たちにネットプリントが流行って、文学フリマと言うのが大阪と東京で(福岡も?)開かれたり、コンビニから簡単に取り出せたりで「折本」や小冊子をつくるひとが増えているような気がします。
私も六月に「水無月の歌」を初めて作って、周りの人たちに配ったりして楽しみました。コンビニに登録するのは何だか機械が怖くてしないけれど、ブログ公開でいいから作り方を忘れないうちにと、オッティで前と同じサイズ似た装丁で「冬の足音」をつくりました。デザインは素人っぽいですが、下の方にPDF印刷版をはりますので、家庭用プリンターで印刷して折ってみてください。歌は今回は12首です。
「冬の足音」
アスファルトにヒールのかかと乗せるたびあとから迫る冬の足音

飛び立とう冬が近づく身の内の水の部分は君に預けて

あの人の裏切り他人(ひと)から聞いてより胸に凍れる三日月を抱く

風色の溜息古い毛糸玉 冬の訪れ待つひとり住み

タロと行く朝の散歩の曲がり角 ジロつれて来る人を待ちおり

御飯まだと猫がこちらを見る後ろ雀がいそいで窓辺を走る

犬と行く朝の散歩にすれちがう少女の頬に血管の透く

初雪はいつになるだろ霜月の曇り空見上げ考える猫

こんなにも金の色散る並木道ハリーライムは背を向けていく

あの頃はまだ夏だった木枯らしに遠く目を引く大観覧車

妄想をすればどこまで暖かく こたつ、二人で、みかん恋ばな

寒いから身体ぴったり寄せ合って二人で聞こう冬の足音

PDFはこちらfuyunoashioto.pdfをクリック  折本の折り方(こはぎさん)はこちら
是非ご覧ください。
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2014/12/5  21:35

投稿者:多香子

クマさま、ありがとうございます。そのうち感想をお聞かせくださいね。

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