2015/9/21

秋薔薇  短歌

前回桔梗の事を書いた時にも触れたが、ベランダの勢力図に変化があって、インパチェンスなどは去年11月まで花を咲かせてくれたのに、今年は一角にしか残っていない。代わりにぺラルゴニュウムがはびこって元の株は木のように太くなってしまった。本来の真っ赤なゼラニュウムも花付き悪くひょろひょろしているのにだ。
雀に種を食べられてしまった青紫蘇は、出てきた十本位を移植したので、一本ごとが枝をひろげて結構花穂が付いている。これは花と言っても食べるためのもので、他は緑があおあおしているのに花がとても少ない。菊は毎年の分育っているが、中々花が開かないので仏壇のお花にやきもきしている。

そんな中、秋に元気になったのが薔薇で、今年は九月初めの長雨が良かったのだろう、新芽がどんどん伸びて蕾を付けたものもある。薔薇の芽と言えば子規の歌に

くれないの二尺のびたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる

があって、薔薇の芽は紅いというのがしみついいる。このお歌では春の薔薇だが、秋薔薇もやっぱり芽は紅く、緑の古葉の上にけざやかに伸びてゆく。
病床の子規がどんどん元気にのびる薔薇の新芽を羨望を含みつつ嬉しいもののように見ていたかと思う。

春の薔薇よりは数も少なく花もひと周り小さいと言う秋の薔薇は、やはり秋雨に育てられ赤い新芽をそっちこっちに伸ばしていく。夏の暑さにぐったりとなった身体の私達もあ、秋なのだと嬉しい気持ちで毎日眺めている。

秋だよと声かけられて気付いたか薔薇の芽自ずと三寸のびる

秋薔薇の悪い魔女いてこの庭の秋食べ尽くす思いするかも   多香子
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