2017/12/15

乾門の通り抜けと「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

12月の初めに、皇居「乾門」から入って紅葉の通りを東御苑の北佶門に出る特別見学が有って、私達は「通り抜け」などと言っているが、本当の名称は知りません。凄い行列で時間もかかるから、近くの者は行こうとも思わないけれど、わざわざ出向く甲斐はあるという見事な紅葉です。
千代田区の真ん中を占める「皇居」を無駄と思う人達や京都に遷都してほしい向きもあるかも知れないが、皇居の緑と内堀外堀の水があるからこそヒートアイランドが少し緩和されているのだと思います。普段も公開されている東御苑は、昔の江戸城の名残を見ることも出来る石垣や、松の廊下跡地などどっしりゆったりした景観は、外国からの客に是非見てもらいたいものと東京人として誇りに思っています。

その「乾門」だとか「和田倉門」などの様にお堀に橋の掛かった御門の一つに「桜田門」があり、その向かい側に「警視庁」の庁舎があるのです。「相棒」ファンなら冒頭に空撮で写されるあの建物が浮かぶでしょう。そこからお堀に添って三宅坂の最高裁判所のあたりまで「ユリの樹」の並木が続いています。「ユリの樹」は大木で鈴懸より小さな葉っぱを黄葉させ、春過ぎには黄色い冠のような花をつけます。知る人ぞ知る樹で、歌人も多く歌い私も大好きな樹です。

12月4日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で掲載されました。

ゆりの葉の煌めきて降る秋の日の桜田門は明るいあくび    河野多香子

前の文のユリの並木の黄葉です。これを詠んだ時はまだ「乾門の通り抜け」が始まってなくて、トランプ大統領の訪日が終わった後でしたから、なんとなく桜田門のあたりはほっとした気分だろうなと言う気持ちもありました。米川さまありがとうございました。
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