2018/8/10

八月の歌  短歌

七月の終わりに台風が来て、やっと涼しくなった時「ああやっと夏が終わった」と思ってしまった。まだ八月にもなっていなかったのに、今年の猛暑や豪雨はひと夏を経験した(あるいはそれ以上の)疲れを覚えたのだろう。ニュースや知り合いでも人死にの出る話ばかりで、あとひと月も夏があるなんて信じられない気分だった。
岐阜県や名古屋周辺では相変わらず40度越えなどと言っているのは信じられない思いがする。東京者の私にはお盆休みは無いのだけれど、お休みを取って帰省や旅行に出る方々が楽しい時間を過ごされるようにと念じている。八月の歌は楽しい(?)恋の歌を。

「八月の恋」

ポチが今朝くわえて帰った定期券きみの名前が踊ってみえる

この夏は古い鞄を整理して「恋の兆し」を新たに詰めよう

この海の向こうにきみはいないのにペットボトルに流す恋文

恋と言う文字の光に目はつぶれここが私の崖っぷちです

紫の朝顔三つ開く朝あなたに逢いに行こうと決めた

靴下を十足干しあげ風が吹く庭でおひるね半夏生(はんげしょう)揺れる

唇をこの耳に寄せ潮風のテラスできみが告げる秘密は

大分前の「うたの日」に一首目の歌を出した時、選評の方が「ポチ、good job!」と書いてくれたのが嬉しい思い出です。半夏生は木の名前で(季節でもあるけれど)葉が夏に半分白くなるのです。
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