2021/1/15

「四季」秋号の歌  短歌

「四季」の秋号が去年12月に届いて、ブログ掲載が今年になってしまいました。この連作はブログのように横書きで載せて見ていただくほうが、ピースのかわいらしさも出るのではないかと思います。感想などいただけると嬉しいのですが。

「白くまピース」

沙羅双樹小さな椿のかたちして落ちればこれで夏はおしまい

ピース君きみが元気でいることを忘れていたよコロナのせいで

ぬいぐるみのような赤ちゃんだったのは二十年も昔の話題で

捨てられて「とべ動物園」に育てられピースと名付けられたる白くま

白くまは一人プールで誕生日果実の入った氷をかじる

祖父の地もコロナで行けずパンフには昔のままののどかなる秋

萩桔梗いつか見に行くすすき原、けいれんしないで九月は花野

台風の予報を聞けばプールにも漣たちて不安がすこし

秋がきたんだ<ごらんピース>ナナカマドは一等先に色づく

だんだんにお客も帰って来るだろうがんばれ全国の動物園

ピースは愛媛県の動物園で母熊から育児放棄されて、人口保育で育った白くまです。いまは20歳になったけれど、てんかんの持病があって途中何度か命の危険もあったのです。コロナの時期に飼育員さんたちも大変な思いをしていると思います。
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