2021/2/5

「二月の歌」  短歌

緊急事態宣言が延長されて、カルチャーの講座などもみな休講になったけれど、私の通っていた「短歌講座」は一月を通信講座にきりかえてくれました。延長になったので二月も通信です。三月で終了の講座なので、ただでさえ寂しいのに、みんなで会えないのはとても寂しいことです。先生のお手紙にも「三月には会えますように」と書いてあったので、本当に祈っています。

二月は節分、立春と春の匂いのする季節ですが、あまり外へ出ないので、心も冬の中にいます。近くに梅の木々もなく、公園のこぶしが開くまで花も見ないのでせめて歌の中では恋をしましょう。と今月の歌はおぼつかない恋を。

「恋に溺れて」

あの人の町を一周へめぐりて(ストーカーか)と帰り来たりぬ

月の夜に私のこころ盗まれてたましいひとつ花野をさまよう

その日とはいつなのだろう公園に椎の実ひろい頬寄せる冬

もうここで一休みだというこの恋をなだめるように涼風の吹く

地図にない山に迷いて霧深き心地こそすれ恋におぼれて

きみが手を離れて後のわが姿 弱法師のごと影をふむ日々

恋しいとあなたの胸にワープするいつの時代を漂うわたしか
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