2021/11/12

文部省歌「野菊」  

私が小学生の時に学校で習った歌だと思うが、その後もよく口ずさんだ秋の歌に「野菊」がある。
小田原の祖母の別荘に行っていたのは小学低学年までで、箱根のあたりにかけて秋は薄紫の野菊が咲いていたような記憶があった。そのせいでこの歌が好きだったのではないかと思うのだが、後年鎌倉の家の庭に咲いている同じような野菊を叔母が「箱根の野菊」と教えてくれて、ああと思ったのだ。

「野菊」 作詞:石森延男 下総皖一作曲

1)遠い山から 吹いて来る 小寒い風に ゆれながら
けだかくきよく 匂う花 きれいな野菊 うすむらさきよ

3)霜が降りても まけないで 野原や山に むれて咲き
秋のなごりを おしむ花 あかるい野菊 うすむらさきよ


作詞の石森延男という人は「コタンの口笛」アイヌ文化を描いた児童文学で有名な作家だが、その人の作詞というのも今回分かったことだ。北海道出身のかたなのでこの野菊も北の花のイメージなのかもしれないが、私は北海道に縁がなくて「箱根の野菊」を思うのはそれぞれの受け手の感慨でおもしろいところかもしれない。
鎌倉の家の庭に植えられた箱根の野菊は夏ごろから咲きはじめ花期は長くなかったと思うがきれいな薄い紫色だった。叔母亡きあと手入れされない庭の野菊はどうなったかコロナで出かけないので懐かしむだけだ。
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