2021/12/17

「東京の灯よいつまでも」という歌  

いつもは童謡、唱歌の思い出を書いているが「美しき日本の歌」の後半の方に女学生愛唱歌などが載っていて、それも懐かしいものと感じている。一方で昔は「歌謡曲」といった物の中に往時をしのぶ懐かしいものもいっぱいある。その当時の事を思うとジェンダーだとか差別なんてどこの話というくらいの内容だったが、戦後の女性は選挙権も得て平等を求めて意気盛んでもあったから、歌謡曲の中のやさしく恋に泣く女性は男性からの理想像だったのかもしれない。

今回思い出してユーチューブにも上がっていた歌は「ああ東京の灯よいつまでも」歌手の名前など忘れてしまう事も多いけど新川二郎の事はなぜか覚えている(この一曲しか知らないが)歌いだしの歌詞もお風呂でふっと口をついて出ることがある。昭和39年といえば前の東京オリンピックの年であり、東京に関する歌も多く作られたのだろう。

「東京の灯よいつまでも」作詞 藤間哲郎 作曲 佐伯としを 昭和39年歌 新川二郎

1,雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目にやさしく浮かぶ
 君はどうしているだろうか ああ 東京の灯よいつまでも

2,花の唇 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた
 いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よいつまでも

今年のオリンピックの事はコロナの広がり、無駄なお金の使われ方、皆忘れようとしているみたいだけれど、前の東京オリンピックの頃の事はおぼえているのに霞がかかったような気もする。それが「雨の外苑、夜霧の日比谷」に呼応するのかもしれない。
羽田は変わってしまったしオリンピック施設は新設されIOCと関係者には人のやさしい気持ちも踏みにじられてしまった。それでも私たち東京人は「ああ東京の灯よいつまでも」と歌うのだ。

嘘つきな女がほそい指で折る造花のような夜の東京   多香子
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