2011/5/16

金欠月間、始まる。  おでかけ

 5月は税金が目白押しだ。これに車検が加わったら息も絶え絶えになるところだが、車検のある車を廃車にしたので何とか乗り切った。お兄ちゃんの学費振り込みが終了したので大助かりという部分も大きい。もっとも来年はこうはいかない。

 守銭奴のように来年に向けて「大学受験基金」を創設しなければならないからだ。なのに遠方の美術館にいったり、田口ランディさんの講演とパネルディスカッションがあるというので、京都の東本願寺に、夫婦で出向いたりしている。H氏は当然田口さんではなく、パネリストのひとり藤原新也さん目的。

 大阪での金欠対策としては、よりによって天王寺駅の立ち食い麺どころ(!?)で、おっさんたちに混じっての昼食とした。ものすごい場違い感満載で、H氏より「ツワモノやな〜」と賞賛される。「きっと、となりのおっさんも(場違いなおばさんの乱入に)びびってたで〜」。あながち否定できない。

 京都での対策は皆無(お昼は、奇しくも当時は全くの他人だった夫婦二人ともが、青春時代にさんざんお世話になった東本願寺前の「餃子の王将」だが、ケチケチ昼食とは言えないかも)だが、講演は入場無料だ。

 田口ランディさんの講演は、会場が本堂(正式には御影堂という)というシチュエーション自体面白かったし、お年寄りで足の不自由な方が多い(だろう)という配慮により、畳にも関わらずパイプ椅子が本堂全体に配置された。ありがたや。

 オーディエンスは熱心な真宗門徒のほぼお年寄りの皆さんが半分、おしゃれな若い人たちが半分といったところかな。もちろん若い人たちは、真宗で道を求めるというよりランディさん目的らしいのだが。

 講演の内容は、田口ランディさんの著書『宙返りの練習』(東本願寺出版)にあったお父さんを看取った話。実は事前に予習していきました。
 どこまでも素直で正直な文章は、あのひとだから書けるんだ〜というのがよくわかり、大いに納得。文章と人がこれほど一致するのって、珍しいんじゃないかな。

 ところで彼女がとても小柄なので、H氏が「ちっちゃいひとやな〜!!」と、本気でびっくりしていたのが可笑しい。「あんた(ツマこと私のこと)とかわらへんやん!」

 講演後のシンポジウムは、かなり残念な感じで始終していた。
 ちなみにパネリストは、講演者の田口さんとホリスティック医学を提唱する帯津良一氏(帯津三敬病院名誉院長)、それにエッセイも書かれる藤原新也氏(写真家)司会進行をつとめる本願寺系大学の教授であるコーディネーターの方。話がかみあわないので、話題が四方八方にへいってしまう。

 終了10分前くらいに田口ランディさんが、(話題を力一杯へし折ったりした責任上? でも彼女の「へし折りたかった」気持ちはとってもわかる)絶妙な落としどころに話を持って行ってくれたので、これでコーディネーターは救われる!とほっとした。なのに、なぜかコーディネーター氏は敵(!?)に送ってもらった塩をスルーしてしまい、残念なまま終了してしまった。あの絶妙な玉をキャッチさえできれば、真宗まで行かなくても、仏教的な話で落とせたのにな〜。惜しい! 

 絶妙な落としどころとは、ブッダが説いた「中道を歩め」ということなんだけど。もっとも田口さんに言わせれば、中道を歩むのはよほど修行を積んだひとだけができる超絶技巧らしいので、普通のひとには難しいとのこと。

 私も最近よくふと「中道」のことは考えたりするので、なんだかはっとしてしまった。もちろん実践はできないけど、そういう生き方があると知っているだけでも、少しは救われる気分になるから。
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