2011/11/18

祈りの国、近江の仏像  アート

 がっかりしすぎて一日とびました。ってうそです(笑)

 昨日はフルに働いた。なぜなら今日はお出かけ予定だから。

 ということで、今日1週間前に行けなかった滋賀県立美術館の『3館連携特別展 神仏います近江 「祈りの国、近江の仏像−古代から中世へ−」』へ出かけた。

 ミホ・ミュージアム&大津歴史博物館との3館連携シリーズの一つ。ほぼ同時進行で開催されている企画展だ。3館共通チケットは持っているのに、最終日が明後日の県立近代美術館から制覇することになった。実は他のも来週中にいかないとヤバい状況なので、すべて駆け込みだ。

 今回諸般の事情があり、会場までは車ではなくバス〜JR〜バスというアクセス。結婚後は、H氏に車で連れて行ってもらっているので、逆に新鮮。不便は意外に楽しい。

 実は何の期待もせずに行ったのだ。県立の企画展で、テンションあがるのって、最近経験していなかったから。

 ところが、これがもう、おなかいっぱいになるくらいの満足感だった。近江の仏像を一堂(3カ所だが)に並べるって、悪くない!

 たとえば、ごくご近所のお寺の地蔵菩薩像とかも出品されていたのだけど、これがなんと会場一暗いお顔の地蔵さまだということを知ったり。市内にあるお寺の「重要文化財」らしいという、噂ではきいていた仏像を「ああ、これが、あの・・・」としっかり拝めたりしたり。大津市にある九品寺とか聖衆来迎寺とか、行ってみたい!!と見仏意欲をかき立てられたり。とっても郷土愛に満ちたアットホームな展示なのだ。

 それからなにより、平安〜鎌倉期の仏像が展示されていたのだけど、これがなんというか、「大丈夫、だいじょうぶ♪」と安心させてくださる表情なのだ。「大船に乗ったつもりでいらっしゃい」というかね。
 あるいは、もしかして試作品??・・・というような笑えるくらいユルいお顔の仏様がいらっしゃったり。それも結構な大きさだったりしてすごい存在感かつ、そのユルさが逆に目が離せなくなる魅力だったりする。そんな、なんともいえない安心感をおぼえて他力本願ですべておまかせします、と心底ラクになれそうな仏さまが多数いらっしゃったのが、大収穫。

 レアな仏様方もいらっしゃって、その点でも面白かった。

 一般的には地蔵菩薩像ってとてもシンプルだ。質素なみなりで頭もスキンヘッドというシンプルさ。
 それが観音様のようにゴージャスな飾り物を身につけたり、レースのように繊細な光背をしょわれたりするお地蔵様がいらっしゃった。デコラティブな地蔵菩薩がいたっていいじゃないか!という岡本太郎さんの声が聞こえてきそうだ。

 そうそう、今年後半私が学習した来迎される阿弥陀如来と観音&勢至菩薩トリオもいらっしゃった。これが見たことも無いユニークさ! 
 まず衣が模様入り! これは本当に初めて! 金地の上にさらに濃い金でブランド品のような不思議な模様が描かれ、とってもおしゃれだ。
 おまけに阿弥陀如来さまは前のめりだし、観音菩薩さまに至っては、いままさに両腕で抱きとめんばかりのお姿で、こんなありがたいお姿は、またとないかも。もっとも抱きとめられたら、その場でご臨終なんだけどね。ありがたいのか躊躇するのか迷う所かもしれないけど。

 そんなわけでたいへん見応えのある企画展だった。この土日で終了してしまうので、興味のある方はお急ぎください。11月20日まで。
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