2012/1/30

寒日に只おもしろき句集読む  読書

 先週の金曜日に見た『週刊ブックレビュー』で、とても気になった俳人、池田澄子さんの句集を読んでいる。これがたいへんよろしい。読んでいると、どうにも浮き浮きしてしまう句集だ。毎日を生きている日常のなかの、ちっぽけなディテールこそがとりわけ楽しい、というのを再認識する。

 なにしろテレビを見て、その日のうちに図書館へ出かけ、ブックレビューで取り上げられていた『拝復』(ふらんす堂)を探したけど、所蔵されてなかったので、それ以前の句集『たましいの話』(角川書店)を借り受けた。そこからいくつか。

 フルーツポンチのチェリー可愛や先ずよける

 夕月やしっかりするとくたびれる

 魔がさして親切にして立待月

 お辞儀してマフラー垂れて地上かな

 さしあたり箱へ戻しぬ新巻鮭

 蚊柱の縁をうろうろしている蚊

 いやな日は早く寝ますわゼラニューム

 金柑を煮詰めながらに失望中

 玄関に何度行っても冬深し


 おもしろい!という句は、挙げ出したらきりがない。こんなに読みでがあるなら買うべきなんだろうけど・・・句集、高いんですよね(泣) 

 『拝復』、リクエストしてこなくちゃ。
(血迷ったらうっかり買うかもしれないけど)
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