2020/4/14 14:47
玄関 - 4月 ART
大阪府に非常事態宣言が発令され、山木美術も感染の拡大防止のため、5月6日まで休廊することにいたしました。1月の終わり頃に新型コロナウィルスのニュースを聞いた時点では、思いもよらない事態です。この2か月余りで、世の中がこれほどまでに変わるとは…
家にいる時間が増えたので、本当に久しぶりにブログを書こうと思い至りました。
今回は、ワタクシの自宅の玄関の「お飾り」をご紹介します。
まず、玄関に入って真正面の壁面。
鈴木亘彦さんの2015年の作品、「ハコヌマ-ST」です。

描かれた絵と手前のガラス板に乗った透明の合成樹脂の融合が不思議な世界観を創る作品です。ハコヌマとは、作者の鈴木さんが箱庭からもじって作った造語。「庭」ではなく、「沼」で、ハコヌマです。鈴木さんは発想がいちいちとても興味深いのです。
玄関を入って左手には造り付けの飾り棚があり、いつもここに何かしら飾って楽しんでいます。今はこんな感じです。

ひとつづつご紹介いたしますと、
壁面は代喜香一郎さんの銅版画、ピエロの作品です。
代喜先生は父が若いころ、個展をさせて頂いた銅版画家です。
この作品は私が子供のころ、長い間私の部屋に飾られてあった思い出の作品です。
最近になり、実家から発掘(?)され、無事私のもとに戻ってきてくれました。

そして、岩崎久子さん作の木のオブジェ。岩崎先生はもう随分前に扇田克也先生との2人展をさせて頂きました。今にも歩き出しそうな有機的なカタチにとても惹かれています。

そして、装飾的な象さんがモチーフの磁器のピルケース。こちらは、モスクワのお土産で頂いたものです。

そして最後は、こちらもイギリスのお土産で頂いたイギリスの陶製イースターエッグ。

象さんとイースターエッグは京都の徳齋さんのまめ帛紗に鎮座ましましています。
例年だと、4月には、もっと春の到来を喜ぶ感じでお花がモチーフのものを飾るのですが、3月末に玄関を飾り変えたとき、不思議とこんな飾りになりました。唯一、季節を感じさせるものはイースターエッグ、あとは「サーカス」がテーマです。ちょっと今の心境を表した飾りになっている気がします。
一カ所場所を決めて、季節でいろいろ飾り変えるとなかなか楽しいものです。
作家さんの作品だけにこだわらず、頂いたお土産や雑貨屋さんでみつけたオブジェなど、気軽に楽しんでいます。
また機会があればご紹介させて頂きますね。
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家にいる時間が増えたので、本当に久しぶりにブログを書こうと思い至りました。
今回は、ワタクシの自宅の玄関の「お飾り」をご紹介します。
まず、玄関に入って真正面の壁面。
鈴木亘彦さんの2015年の作品、「ハコヌマ-ST」です。

描かれた絵と手前のガラス板に乗った透明の合成樹脂の融合が不思議な世界観を創る作品です。ハコヌマとは、作者の鈴木さんが箱庭からもじって作った造語。「庭」ではなく、「沼」で、ハコヌマです。鈴木さんは発想がいちいちとても興味深いのです。
玄関を入って左手には造り付けの飾り棚があり、いつもここに何かしら飾って楽しんでいます。今はこんな感じです。

ひとつづつご紹介いたしますと、
壁面は代喜香一郎さんの銅版画、ピエロの作品です。
代喜先生は父が若いころ、個展をさせて頂いた銅版画家です。
この作品は私が子供のころ、長い間私の部屋に飾られてあった思い出の作品です。
最近になり、実家から発掘(?)され、無事私のもとに戻ってきてくれました。

そして、岩崎久子さん作の木のオブジェ。岩崎先生はもう随分前に扇田克也先生との2人展をさせて頂きました。今にも歩き出しそうな有機的なカタチにとても惹かれています。

そして、装飾的な象さんがモチーフの磁器のピルケース。こちらは、モスクワのお土産で頂いたものです。

そして最後は、こちらもイギリスのお土産で頂いたイギリスの陶製イースターエッグ。

象さんとイースターエッグは京都の徳齋さんのまめ帛紗に鎮座ましましています。
例年だと、4月には、もっと春の到来を喜ぶ感じでお花がモチーフのものを飾るのですが、3月末に玄関を飾り変えたとき、不思議とこんな飾りになりました。唯一、季節を感じさせるものはイースターエッグ、あとは「サーカス」がテーマです。ちょっと今の心境を表した飾りになっている気がします。
一カ所場所を決めて、季節でいろいろ飾り変えるとなかなか楽しいものです。
作家さんの作品だけにこだわらず、頂いたお土産や雑貨屋さんでみつけたオブジェなど、気軽に楽しんでいます。
また機会があればご紹介させて頂きますね。
