2015/6/10  0:42

プレジデントという車(回想録)  告白

*少しのフィクションを添えて

山上マネージャー(仮名)という素晴らしき人がいた。
今はどうなのかわからないけれども、当時はデリヘルでもそれなりにゴージャスなお部屋に伺うこともよくありました。
水道橋にある某ホテルに呼ばれた際に、山上さんがついてきてくれた。

黒いショルダーバックをもって、フロントにチェックインもせずにゲストフロアへ向かう私は
確かに不審人物で、それを危惧してかマネージャーさんが同行してくれた。

「とりあえずこうしてれば、まあ、恋人に見えなくもないでしょ。」
と言われた。言葉の響きにはどこか「そんなつもりはありませんし」という雰囲気はあったけども。
事実、この人の彼女さんはとてつもない美貌でまた若く、私なんて範疇にあるはずもない。

私はこの人を尊敬していた。というより、
私はあのお店で出会った、全ての男性従業員を基本的には心から好んでいた。
浮き世が好きではなかったせいもあるけれど。

私は諸事情で長期休暇をもらわざるをえなくなって、
戻ったときには山上さんはもういなかった。
聞いた話では、ある年の12月をもって、退職したとのことだった。

風俗店の慣例通り、あの人の写真も、手紙も、声も、動画も何もない。
あるのはただ想い出だけ。名前すら下の名前は知らないし。

車はいつも「プレジデント」だった。とても古いプレジ。
4人乗りだけども、5人は楽に乗れそうで、4つの座席にTVがついていた。
何事にも感化されやすいわたしは、当時「嬢王」と「夜王」と「龍が如く」にはまっていて、
登場人物を自分によく重ね合わせては、喜びに打ち震えていた(いや、ほんとに)。
あのプレジで運ばれてゆくことがとても快感だった。

あるとき山上さんが「腹、減ってるんですよね」と言っていたので、
同僚と三人でコンビニへ向かい、超どでかいプリンとかを3つくらい買って差し上げた。
「あの・・・何ですかコレ。嫌がらせですか。」って。
いやいや、まあ悪のりです。若気の至りです(ウソ)。

今でも街中でたまにプレジを見かけるとあの人を思い出す。
どうか幸せでいてくれますように。

 



2015/6/10  12:59

投稿者:ゆか

昆布さんへ

ほんとにね〜と100回くらい言いたいとこです^^;

匂い・香りって、ものすごく想い出とリンクしますよね。
わたし、タバコは吸えない人なんですが、
街中からの香りがなくなって、
なんていうか文化が一段階くらい衰退したように思います。
あ、直感で言ってるだけなんですが^^;

コスメとかにも「香り」ってほのかにあるんですよねー
それと香水が交わると、
「あ、XXさんが来た〜」などとよく思っていた15の夜(嘘嘘)。

でもほんとに、
ブルガリはXXさんで、ディオールはXXさんで、
ココナッツ系はXXさん、グリーンティー系はあたしで〜
などとそういう日々がありました。

現実逃避でやばいです(笑)



2015/6/10  12:50

投稿者:ゆか

まさみさんへ

うん、甘酸っぱい想い出話です(汗)
人様から見れば「昔話じゃないか」ってつっこまれそうだけど><

でも不思議と・・・あの頃がいちばん充実していたなぁ・・・
とか何度も思い返してる最近です。

2015/6/10  12:42

投稿者:昆布ちゃん

車や匂いで思い出す甘酸っぱい思い出ってありますよ
ね〜♪
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ

他のコトは忘れていたりするのですが、
その場面だけハッキリ覚えていたり・・・

素敵なお話ですね♪

2015/6/10  9:07

投稿者:まさみ

ゆかちゃんの甘酸っぱい思い出話なんですね。



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